1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(7)カシュガル3

カシュガルでは毎週日曜日に市場が立つ。 朝早く、同室のオーストラリア人と一緒に宿を出て、ロバ車をつかまえて向かった。その日は市場に行くロバ車だらけで、もう既に地元の人々が乗っているので値段交渉も楽だ。あまり高い事を言うと、それなりに気まずい...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(6)カシュガル2

カシュガルにバスが滑り込んだのは、3日目の夜遅く。 全身砂だらけで疲れ果て、最後に隣に座った初老の男性に誘われるまま同じロバ車に乗り、「いちばん安い宿」と連呼して町外れのチムニバ賓館に行ってもらった。この男性はどこに行くところだったのか、私...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(5)カシュガル

トルファンからカシュガルへは、バスで2泊3日。当時はまだ、ウルムチ~カシュガル間の鉄道は存在していなかった。 この当時、中国には外貨兌換券と共に外国人料金というものがはびこっていた。外貨兌換券はとっくに廃止されたが、外国人料金はどうだろう?...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(4)トルファン

トルファンのバザール。それほど人であふれているわけでもなく、どちらかと言うと閑散としていた印象が強いのだが、どうだろう。 ここで売っていたのは、ドライフルーツと固いパンと、あと何だろう。隅のほうでウイグル帽子などは売っていたか。シシカバブも...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(3)

蘭州 蘭州は当時、西安、ウルムチと並ぶ危険な街と言われていた。私にとっての蘭州は、前の記事に書いた顛末によって苦い街であるが、とりたてて危険な街だとは思わなかった。ただ、嫌な街であったことは確かだ。列車が蘭州駅に着いたのは、真夜中だったと思...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(2)

そして成都に行った。 親切なタクシーの運転手が、飛行機のチケットを買うのを手伝ってくれたから。 ある程度遠くへ行かないと、このまま逃げ帰ってしまいそうな気がした。それに成都はチベットの都、ラサへの玄関口で、ともかくここへは行こうと決めていた...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(1)

生まれて初めての海外ひとり旅。その最初の地が上海だった。片道の航空券を握り締めて、成田で飛行機に乗った(乗り込んだときはもちろんボーディングパスを握り締めてたわけだが)。何もかも初めてで、不安に押しつぶされそうだったことだけは、強烈に覚えて...
1988中国シルクロード

中国シルクロードの旅・1988

黒の実線は空路、青の実線は陸路、赤の実線は海路 ■ 期間 1988年5月~7月  52日間 ■ ルート 成田~上海~成都~峨眉山~成都~蘭州~トルファン~カシュガル~ウルムチ~敦煌~酒泉~かよくかん~西安~上海~横浜 出国は飛行機、帰国は船...
2018インドネシアの旅

チレボンでバティックに埋もれる

ジャワ更紗の双璧がソロとチレボン、おそらく。 今回の旅はその両方を訪ね、バティック三昧となりました。 ソロから列車に乗ってチレボンへ。  なんともかわいい駅舎 駅前はこんな感じ、リキシャもたくさんいますね。 Grabで車を呼び、列車の中から...
国内の山

2019年最初の山は飯盛山

今年最初の登山です。山仲間と一緒に野辺山近くにある飯盛山に登りました。 この時期にしては珍しくほぼ無雪。 アイゼンも必要なく、滑る箇所もほとんどない安全な登山でした。 最近チェーンアイゼンを新たに購入したので、そのテストを楽しみにしていまし...
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