ランタン谷トレッキング2~1990.11

シンダム~キャンジンゴンパ~ランシサカルカ

11/8 シンダム~キャンジンゴンパ
朝出発しようとしていると宿のおばさんが「上でチーズ買って来てくれないかしら」と頼んできた。お金も出されたが買えるかどうかわからないので後払いにしてもらう。
歩き出すと件の編集者さんが向こうからやってきた。キャンジンまで行けばランタンリルンが全て見えるよと言い残し、大急ぎで下って行った。仕事で来ていたのだと思うが忙しい(^^;

キャンジンでは泊まった宿で食べたものに当たったのか、激しい下痢で地獄を見た。何しろトイレは外、しかも遠い所にある。その度に重い木の扉を開けて外に出て、トイレまでたどり着かなければならない。満天の星も美しくない……。ほんと大変だった。
しかもこの宿、子どもが物を欲しがってうっとうしい。翌朝早速宿替えとなった。

11/9 ~ランシサカルカ往復
川を渡り、後はひたすらランタン・コーラという川沿いを進んで行く。起伏は少ない。馬がいたり、カヌーで下る人たちがいたりした。
ランタンリルンが全容を表した。
谷を行くと新しい山も見え始め、12時になったので川原に下り、引き返した。雲が湧き、猛烈な風が吹き荒れ、寒くて地獄。ランタンは地獄谷、と日記に書いてある。
2時半にキャンジンに戻った。

この辺り、どこで撮った写真かわからないものもあるので、だーっと並べる。

水力マニ車
ランタン村かな

 

ドッコを背負った人が3人
ランタン・リ・ルン
おそらくランタン村
キャンジンゴンパ
雨合羽しかなくて寒かった
ランシサカルカ

ランタン谷終着点
空が荒れてきた

キャンジンゴンパの裏山、下山

翌日の早朝、裏山に登り始める

登り始めてすぐにランタンに日が当たり始めた。

2時間ほどで裏山を登り切り、さらに奥にある小さなピークを登った。

この奥に見えているピークまで登ってみた
ランタン・リ・ルンから流れる氷河
ランタンをバックに

裏山の上にいた時に背後の崖で大きな雪崩が発生した。撮影したが見てもよくわからず。

キャンジンゴンパに下り、朝ごはんを食べ、11時半過ぎに出発。下山開始。

下るぞー

出てすぐの所にあるチーズ工場で奥さんに頼まれたチーズを買う。本日も強風で地獄。
途中のシンダムで奥さんにチーズを渡してお金をもらい、お礼にとお茶を飲ませてもらいさらに下る。
ゴラタベラ着4時半。ここで宿泊。

11/11
9時過ぎに出発。ラマホテル12時。おじいさんの竹小屋に1時半。ララヌードルを食べる。
2時半出発、3時45分に崖の上の小屋に着く。崖崩れをトラバースし、崖道を登り、登り、また登り、シャブル村の一番下に着いたのが5時半だった。下の方で適当に見つけた宿に泊まる。

尾根に並ぶシャブラ村の建物

11/12
村の中を登って登って30分ほどかけててっぺんへ。ここでお茶。
9時半出発、なだらかな山道をガンガン進む。山の上にある小屋でララを食べていると日本人が登って来て、アンナプルナの方面で日本人女性が1人殺されたようだ、という話を聞く。その話を聞いた直後、そこにいたバカ白人が地元の男が帯にさしているククリという大きなナイフをいきなり抜いたので心底驚いた。地元の男性が慌てず騒がずククリを取り返して鞘にしまうまで、気が気じゃなかった。
そこを出て、下って下ってバルクー。ここからは車道歩きだ。暑く、長く、寒く、苦しい、延々と続く車道歩き。やっとドゥンチェに到着。

翌朝7時半のバスチケットを55Rsで購入。

11/13
バスは少し遅れて7時50分に出発。11時トリスリバザール。3時半にカトマンズ着。
宿まで歩く途中でバナナを1房買い、食べながら歩く。
この日の夜は日本食屋に行き、うどんを食べたようだ。

 

3日に入って13日まで、11日間のランタン谷トレッキングだった。
私にとっては2度目のランタン。前回の終点からさらに奥へ奥へと行き、終着点まで行けたのでよかったと思う。この時もとへ戻らず別方向に下りることも出来たのだが、また例の「忘れ物を残していく」癖が出てそちらへは行かなかった。今後そこへ行くかどうかはわからない、行かないような気がする。