パアンはサルウィン川に面した町だ
当然対岸があり、そこへは渡し船がある
見えている小高い丘とお寺を目指し、対岸へ
対岸への渡し船
グーグルマップには出ていないが、マップスミーだと対岸へ渡れそうな航路が点線で示されている。乗り場は宿のほぼ裏手、寺院の横を回り込んだところらしい。昨日一度見に来たが、小さな船がお客さん2人を乗せて出て行くところだった。満員になるまで待つことなく、行くこともあるのかと少し感心した。
真っすぐ小高い山めがけて行くのかと思いきや、下流へと舵を切る。どこか別の行先があるのかとちょっと不安になる。
下流の方まで行ったのは、そこで降りる人がいたかららしい。1人だけ降ろして、船は上流へ向けてまた進み始めた。
パアンの対岸で
川から小道を歩いていくと、通りにぶつかる。舗装はされていない。道の両側にはちらほらと人家が。また、この道から直角に折れて入って行く路地がたくさんあった。
この中腹にあるお寺まで行ってみようかと思ったが、ここからだとかなりの急傾斜。回り込んで行く道は工事中で通行できず。下から見ただけでまぁいいかと、引き返す。
再び川を渡る
道を引き返し、船着き場へ戻る。
船はいない。
女の子が一人、小屋の中で待っていた。
待っていると少しして7~8人の坊さんが集団でやってきた。渡るのかな。
船が来た。
坊さんたちは渡らないのか、別の行先に行こうとしているのか、船頭に「あの2人を先に対岸に渡してやって」と言ってくれているよう。船頭は人数が欲しいのか、どこかへ行ってしまった。
そこへもう1艘の船が来た。また交渉する坊さんたち。どうやら上流に行こうとしている人たちらしい。船は一度対岸に戻ってから、坊さんたちを乗せに戻ってくる、ということで話がついたらしい。
坊さんたちに促されて船に乗る。
出るまで待つだけの我々なので、こんな風に親切にされて申しわけない気分になる。お礼を言って乗り込んだ。
あっという間に対岸に着いた。
船の料金は1人500チャット。往復同じ値段だった。
ちなみに、お茶を頼むとお菓子を適当に持ってきてくれるが、食べなければお代はいらない。
カオスエ・ピュ。だそうだ。そう言えば今までも汁あり麺が出てきたのかな? よくわからない。
パアン、のんびりできた。よい町だった。物価も安かった。
宿代の2万チャットは今回の最安値。麺を食べても1000~1500の間だし、安定的だった。タイが近づいていることを感じさせる町だったと思う。けれどももちろん、ミャンマーなのだった。
3泊して、特に観光らしいことはしなかったが、十分楽しかった。気が済んだ。
明日、国境へ向かおうと思う。
本日の移動 なし
本日の宿 golden sky guesthouse 20,000チャット朝食付き
昼ごはん 4,000チャット 夜ごはん 3,000チャット
1,000チャット=75円、49ルピーくらい
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