フォートコーチンで風邪ダウン 2019.12.16

コーチンバス 19-20インドからラオス陸路の旅

コーチンバス

オットに続き私も少し風邪気味に ここは無理せず休養休養 ということで本日もコーチンにて沈没

宿は朝食付きだったので指定時間に食堂に行くと、カナダからというツーリストが一人いた。昨日入ってきた人かな。あと2組来るはずじゃなかったか、数が足りないようだが・・・。
後で聞くとキャンセル、しかもノーショー(連絡なしのドタキャン)になったらしい。電話を何度もかけたが無視されたと、嘆かわしいとカナダ人に話していた。
ほら見ろ、客を泥棒扱いしたりするからこういうことになるだろ。少しは気を付けよう、なぜだかわからないのならそれは本当に頭が悪いということだ。自分が夕方蒔いた種が夜中に花を咲かせてしまったんだよ。

食事はチャパティとジャガイモカレー。そんなに辛くなくて美味しい。
カナダからの人はビーガンなのだそうで、食事が菜食主義者向けでよかったと感激していた。
ビーガンは徹底した菜食主義者という解釈でいいのだろうか。確かインドではずっと昔から、卵や乳製品も食べない菜食主義の人々がいたはずだ。

ビーガンの行き過ぎた人々の一部は、サンダルも履かずに道を歩いているよと宿の主人が言っていた。
そういえば昨日いたぞ裸足バカ。
ただのバカではなくて、ビーガンってやつだったのか。わからないが。3人もいた。

アジアではたまに西洋人が裸足で道を歩いているのを見かける。以前よりは減った気がする、昨日は本当に久しぶりに見たのだ。何やらヒッピーかぶれ? サドゥーかぶれ? 東洋的神秘主義かぶれ? のおバカさんたちだと思っていた。何らかの思想の持主であるのかもしれない。しかし、飛行機にそれでは乗れないだろう・・・。どうするんだ、思想信仰を取るのか、それともあっさりと転ぶのか。

チェックアウトして、宿替え。
洗濯ものをバルコニーに干せて幸せな気分になる。

今日も遠出はせずに近場の散歩。
ケララに来て、というかコーチンに来て驚いていることが一つ。
クラクションの音が非常に少ない、タイ並みになった、ということ。
インドではどこもかしこも、どいつもこいつも、クラクションから手を離したことがないだろうというくらいに鳴らしっぱなしで突っ走っている。車もオートもバイクも、である。すさまじい喧噪で、頭がおかしくなりそうになる。

それがコーチンでは、そうでもない。必要のないところでは誰もクラクションを鳴らさない。
素晴らしい。

コーチン交差点

交差点、こんなに静かな交差点がインドにあるなんて

コーチン街並み

人が殺気立っていないのを感じる

コーチンスクールバス

スクールバスが通り過ぎる。私たちを見るとハローハローと大騒ぎ!

子どもたちが可愛いな。ここで生まれた子どもはインドの中では幸福な部類に入るのだろう。ケララはインドで一番識字率が高い州らしい。

風邪薬を買いに

オットの風邪が治らないし、私もちょっと引きかけているので、風邪薬を買いに行った。人に訊きながら訪ねあてた薬局で、症状を説明して薬を売ってもらう。

インドの風邪薬

買ってきた薬3点

下がインドでは定番のチェストンコールドという薬。昨年も散々服用したっけ。
真ん中の箱は調べると抗生物質だった。アジストロマイシンという薬、500という単位。
それから点鼻スプレー、これはどうだろう有用かな?

抗生物質は正直どうかなと思うが、私に急性副鼻腔炎の症状があるので、ちょうどよかった。一応調べたら、効能のところに含まれていたので、のんでみることに。

うまく薬が効くといいのだが・・・。

インドのジュース

暑いのでフルーツジュースを飲む

こっちのほうが地雷かもしれん。

インドファストフード

こんな店もあるんだね

普通のフライドチキンやポテトに混ざってモモバーバーなるものの写真が。モモはチベット圏のぎょうざのようなもの。うーん、あまり美味しそうではないが。

コーチン町

TIBET KITCHEN の看板が

チベット人もいるらしい。
チベット人は亡命してきた時に、北部に居住できた人ばかりではなく、南部、特にカルナータカ州に送られた人が多かった。今もお隣カルナータカには巨大なコロニーがあるはずだ。
標高4000のチベット高地から、この暑い暑い南部に移住した人々は大変だっただろう。伝染病などで命を落とした人も多かったと、以前ダライ・ラマさんにお会いした時に大臣から聞いた。

コーチン市内バス

普通の市内バスもたくさん走っている

さてさて、私も薬をのんで休息する。
沈没はまだ続きそうだ。

    コメント

    error: Content is protected !!