古都ソロでバティックを探す

2018年11~12月にかけての約20日間、インドネシアに布三昧の旅に出かけました。
イン、アウトはバリ島デンパサール。成田からの直行便エアアジアでの往復です。チケットを買ってからこの便の撤退が決まりましたが、私は撤退前だったのでセーフ。
往路はエコノミー、復路は荷物の関係でビジネスといういつものスタイルで。

バリ~ジョグジャカルタ

バリ到着は夕方だったので、そのまま一泊。日本から予約しておいた、空港に近くて歩いていける宿でした。部屋の清潔度などはよかったけど、工事中でちょっと微妙だった。特にまた泊まりたい宿ではないです。

翌日のお昼ごろの便でジョグジャカルタに。
空港からはトランス・ジョグジャというバスで市内に向かいました。市内のどこがバス停なのかわからず戦々恐々でしたが、「マリオボロ通り」で下ろしてもらうと、モロに中心地そのものでよかったです。駅にも近く、マリオボロ通りの基点のような場所でした。


トランス・ジョグジャとバス停。バス停というか駅ですね。乗降口は高く、ここでないと乗り降りできません。ものすごく安いです、たしか数十円だった。

ジョグジャの駅から伸びる安宿街に向かい、何軒か物色しましたがいまひとつ。高かったり、よくなかったり。そうこうするうちに雨になり、どうしようもなくて飛び込んだ宿に決めてしまいました。よくなかったけど安かったので(笑)水シャワー宿で10万ルピア。安いほうだと。

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懐かしのマンディ・・・。
さすがにシャワーは別にありました。この水はトイレ流し用。
部屋は広く、宿の人達は気のいい人たちで気に入ったけど、かなりわびしい気分になり、以後はここまでランクを落とさず泊まろうと決めました(雨のせいなんですけどね)。


駅前安宿街
こじゃれた店がなくはないけど・・・

タクシー運転手のたまり場で朝ごはん。紙に包んだ軽食(ごはん+魚の揚げ物+漬物?)で5000ルピア。今回食べたもので最も安かったです。

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辛かったけど美味しかった

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ソロへは列車で

ソロへは列車で、1時間弱です。きっぷは当日でオーケー。特に指定席でもないし。

ソロの駅からはベモ(リクシャ)で宿に。決めていなかったのでベモワラーが連れて行ったところに泊まりました。エアコンはあったけど高かったな、17万ルピア。値段交渉がんばればよかったですが、めんどくさくて・・・。まだ相場もよくわかってなかったし。

ただ、そこからバティックの場所まで徒歩数分だったのでラッキーでした。
ソロは、私が泊まるところを間違ったのかもしれないけど、宿の選択肢もあまりないし、食べ物屋も少ないし、いろいろと難儀な町に思いました。

 

バティック工房を訪ねる

工房街を歩いていると、こんなお店発見。
バティックの材料を売っている店

こんなに大量の蜜蝋が! と最初びっくりしましたが、工業用パラフィンだそうです

チャン・ティンのペンのようなものも売られていました

なかなか味わいのある路地が入り組んでいる工房街です

絵付けをしている人を発見しました。お願いして撮影させてもらいました

先にチャップというスタンプで押した後、色付けをしているところ。あるいは防染かもしれない……。バティックは何段階もの工程を踏むのですが、これはそのほぼ最初のところです。

これがチャップ、スタンプです。インドでは木版が主流ですが、ここでは金属製が主流。木版よりも細かい模様が作れそうです。
ソロのバティックは渋めのものが多く、かなり私好みでした。茶系のものがよかったですね。他の街で「手描きだよチャップだよ」と言われても信用できない部分もありますが、工房で買えばかなりの確率で手仕事のものが手に入ります。

バティック街を歩いていると、あちこちで絵付けをしていたり、チャップをしていたり。内職の家に布を届ける人、仕上がったものを大きな工房に運ぶ人、遊ぶ子どもたち、いろいろ見られて楽しいです。バティックを売っているだけの店もあります。

ソロにはバティック市場もありますが、小さな店が密集しすぎていてかなり疲れますので、行くなら覚悟と気合が必要です^^;
ジョグジャでもソロのバティックはかなりたくさん見ましたので、こちらで買ってもいいのかも。

スマホを買う

いや~うっかりしてました。日本から持っていったスマホが、インドネシアでは使えなかったんです。電波の問題だと思います。simロックは解除できたので・・・。
2年前にタイで買ったASUSのスマホを持っていくかどうか、行く前にちょこっと迷ったのですが、大丈夫だろと高を括ってしまいました。
結果、スマホ使えず。
スマホ使えないと、タクシー(Grab)呼べない、宿予約できない・・・。

結局、やけのやんぱちで、スマホを買いました。
中国スマホです。いま話題のファーウェイではないけど、oppoというブランドでした。

何が便利って、とにかく、Grab呼べるのがこんなに便利だったとは!
ソロの駅から宿まで、ベモだと散々値段交渉して3万ルピア。しかも着いてから「遠かった、お前のせいだ」とごねられて1万プラスするという・・・。
それがGrabだと、13000ルピアでしゃーっと行ってくれるわけですよ! エアコン付きの素敵な車でですよ!
こりゃもうGrabでしょ! 考える必要ないでしょ!

いや~、スマホ自体は高い買い物になってしまいましたが(でもまぁ海外では使える可能性が高いし、日本でも使えるかも)、買ってよかったです。

 携帯ショップの若者たち
いろいろ助けてもらいました、どうもありがとう!

 

次はまたまた列車に乗ってチレボンを目指します。

 

 

 

 

 

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