モーラミャインからパアンへバス移動 2020.02.01

パアン

タイ国境へ向けて移動を開始
今日はちょっと寄り道をしてパアンという町へ
バスは2時間ほどと聞いているが・・・

ちょいその前に・・・

モーラミャインに結局3泊した

トラブった宿を出たのが30日の9時。この宿は朝食もトーストとコーヒーのみというかなり簡素なものだった。朝からそんなに食べる習慣はないが、食事の面からもまったく他人には勧められない宿だった。

荷物を持って、昨日話を決めていた宿へ移動。徒歩わずか2分ほどだ。
すぐに部屋に入れた上に、「朝食、あそこじゃイマイチだよね、ローカルの麺があるから食べてよ」と言われた。食堂に行くと、たぶん賄い食と思われるモン・ヌードルとお茶を出してくれた。

よほど同情されているらしい・・・。

この宿、部屋は十分な広さ、大きな窓もあり、もちろん専用バスルーム。しかもお湯がじゃんじゃん出る。残念ながらシャワーにすると霧状になってしまうが、頑張って下の蛇口の下で浴びると、打たせ湯のようで気持ちいい。
これで25,000チャットだ。
あそこはおかしいから。と、宿のオーナーは言っていた。
モノの値段は自由に決めていいものとは思うが、それでも常識の範囲というものがあると思う。
まあ、ポチっとする前には確認に次ぐ確認、ということで、今後気を付けたい。

モーラミャイン

pinlon pann motel モーラミャインのお勧め宿

モーラミャイン

宿の建物

4室のコテージが複数棟あり、奥に2階建ての部屋がある。多分奥の方が高い部屋。レストランも併設されていて、安くて美味しかった。モーラミャインのおすすめ宿だ。

案外メンタルをやられやすいので、この修復時間が必要だった。休養十分、さてどこへ行くか。
ここがまあまあよかったので、一気に国境へ行くことも考えた、一時は決断もしたのだが、やはりちょっともやっとしたものが。
このままミャンマーを出ていいのかな。
もう一つ、行くとしたらパアンがある。山がきれいらしい例の町だ。町自体はとても小さいらしい。小さい町が好きだし、行ってみようかなと思った。
迷いに迷ったが、パアンに行くことに決める。
賽の目はどう出るか、神のみぞ知る。

 

パアン行きのバスに乗る

バス駅で訊くとすぐに切符売り場が見つかり、9時発のチケットを買う。1,200チャット。

モーラミャインのバス駅

乗るべきバスを探してうろうろ

モーラミャインの

運ちゃんたちが出発前のお茶タイム

バスは5分遅れで発車したが、例によってすぐに近くで停まり、謎の20分客待ち。
その後もモーラミャインの市内を出るまではのたくたした。ミャンマーのバスは常にこうなのか、エアコンバスなら違うのかな。

モーラミャインの橋

川を渡る。鉄板を並べただけなのですごく揺れる

モーラミャインのバス

道端の切符売り場?

モーラミャインのヤシの実

ヤシの実に似た何かを剥いている。バスにも売りに来る

後ろのヤシの実も売っているが、バスのチケットも売っている。この辺りの村からこの街道まで出てきて、ここで買って乗るようだ。皮を剥いた半透明の中身をビニール袋に入れて売りに来る。

モーラミャインの

また大きな川を渡る、こちらも路面は鉄板

乗ったり降りたり、田舎道のあちこちに乗降ポイントがあり、そこにはバイタクなどがたむろしている。地元の人にとってこのバスは便利な乗り物なのだろう。通路にまで乗客を満載して、バスは田園風景の中を走って行く。

予定どおり2時間と10分ほどで、パアンに着いた。降りるところをちょっと間違えて(というか希望の場所では停まってくれなかった)遠くに連れて行かれたが、何とか地図で確かめて歩き出す。

パアンで宿探し

パアンの宿は決めていない。
もうね、何が嫌って、予約しちゃって実際見たらげげって感じで、泊まりたくないのに泊まらなきゃならんこと。
で、予約なしで行ってみることに。宿がかたまってありそうな場所に歩いて行く。しかし暑いな。間違いなくミャンマーに入ってから一番暑い町だ。

パアン

時計塔通過、タイのチェンライにこういうのがあったな

パアン市場

市場の横を通って行く

パアン

立派なバイクトラクター、のようなもの 中国メーカーのようだ

パアンの篭屋

大好きな篭屋

ようやく目星を付けておいたホテルに到着。しかし訊いてみると満室。おぉ。
気を取り直して周辺を探してみることにする。
少し歩いたところにゲストハウス発見。部屋はあるが、2万の部屋=窓なし牢獄、2万2千の部屋=窓はあるが水シャワー。ということでここはやめて、さらに歩いて行く。
またゲストハウス発見。訊いてみる。2万の部屋が空いている。広めの部屋にダブルベッドとシングルベッドが1台ずつ。それに机、いす、物を置くための台のようなものもある。ホットシャワー、もちろん専用。おまけにバルコニー付き。迷わず決める。
その後主人に連れられてルーフトップに行ってみると、川のすぐ近くで、遮る建物がなく近くの山(丘かな)などが見えていた。これは掘り出し物を見つけたかもしれない。

パアンの宿

外壁派手だが中は古い旅社のような造り

 

食事、市場などパアン市内で

荷物を置いて、早速昼食に出かける。だいぶ歩いた先でたまたま入った店がインド系の家族の経営で、英語が通じた。ヌードルスープを注文。

パアン

これが絶品でござんして

パアン飯屋

お茶も自由に飲める正しいミャンマーの飯屋

帰りにバスのチケット売りがいたので訊いてみたが、宿で買うのと同じ値段だった。それなら宿で買うほうがいいだろう。

市場に寄ってみる。以下、市場の写真がずらずらと。

パアン市場

市場の中の通り

パアン

乾物

パアンのスイカ

ラグビーボールの化け物のような巨大楕円スイカ

パアン

スイカ売りのおやじさん

パアン

白菜売りさん

パアン市場

豆雑穀類は豊富だ

パアン種売り

種も売られている、中国からのものも多い

パアンの唐辛子

天敵・トウガラシ

パアン

これは何だろう

翌日市場を歩いていたら乾物屋の奥さんがなぜかいろいろなものを味見しろと言う。どれも酸っぱい。しまいには砂糖を舐めさせてくれた。子どもか!
お礼に砂糖を買った。
ここでもらった酸っぱいものの1つを宿の奥さんに見せると、これを干したものだよと教えてくれた、その「これ」が、この写真の緑の小さい実。干して調味料にするのだろうと思う。ミャンマーではけっこう酸味のあるスープが出てくるが、干した魚で出汁を取り、こういうもので味を付けているのだね。
もう一つの酸っぱいもの、私は形状からものすごく小さな魚を醗酵させて干したものかと思ったのだが、正体はマンゴーだった。多分だが、青いものを干しているのではなかろうか。

パアンの

コリアンダー

パアンの大根

細身の大根

パアンのナス

変わったナス

パアンのナス

これも変わったナス

パアンのナス

これもナス

パアンのきゅうり

大量のきゅうり

パアンのナス

変わったナス

パアンの野菜

ナスナスきゅうり

パアンの野菜市場

なんとも豊かな食材の山だ

野菜市場を見るのは大好きで、どこに行っても手近にあれば見に行く。
ナスの種類が色々あって面白かった。最近はこういう「変わったもの」を少量ずつ作って販売する農家の形態も増えてきたので、日本でも種苗会社のカタログに載っていたりする。ただ味はどうかというと……、私は普通のナスがいちばん美味しいと思う。身も蓋もなくてすいません(^^;

野菜市場の端っこから服や布を売っている市場に入れる。ロンジ―を見ていると夫がその気になり、チェック柄のおとなしいものを購入。もちろん男性用。

パアンのロンジ―屋

ミャンマーの最後にロンジーを買うオット氏

店員が着方をレクチャーしてくれている。みんなそこらへんで堂々と整えているから、なんとなくはわかるものの、最後の布のまとめ方が難しそう、コツがいると思う。
これが何枚かあれば生活できるのだから、暑い国はいいなあ。

本日の移動 モーラミャインからパアン 1,200チャット
本日の宿  golden sky guesthouse 20,000チャット朝食付き
昼ごはん 3,000チャット 夜ごはん 6,000チャット
1,000チャット=75円、49ルピーくらい

    コメント

    error: Content is protected !!