バゴーからモーラミャインへバス移動 2020.01.29

また移動だ
今日は東方向、モーラミャインという街へ行く
タイが近づいてくる

 

寝坊した。6時半にセットしたはずの目覚ましが鳴らなかった。起きると7時25分だった。これはしたり。
と言いながら朝食。
ミャンマーのホテルにはたいてい朝食がセットになっていて、これはいいシステムだと思う。ただ、移動の際に朝早く出る時などは、食いはぐれるのが残念。

8時20分にチェックアウト、幹線道路までほんの50メートル?ほど歩き、ちょうど来たソンテウのようなトラックを停めてバス駅へ。

バゴー
荷台に乗り込む
バゴー
途中の信号で、ゴルフ場のバスだったらしい

 

モーラミャイン行のバスに乗る

バス駅構内にはバンが多数、雑多な車多数、大型バスは1台のみ。
昨日宿の人に訊いたら、8時半、9時半、10時半、とバスがありそうなことを言っていたのだが、この時点で8時35分、バスはもう行ったのか。

寄ってきた客引きに行先を告げると、チケット売り場に案内される。大型バスが停まっているので、「これは違うの?」と訊いたが「違う違う」。どうやら別の場所行きらしい。
8時半、10時半が普通のバスで、9時半はエアコン車とのこと。値段は7500と9500、そんなに差はないが、8時半発がまだ来ていないようなので、これは順繰りに遅れて行くものなのか気になる。待ち時間も長いし、何より「エアコンは寒いよ」と売り場の人も言うので、「それじゃノンエアコンで」と言うとさっとチケットを切り、

「こっち、バスもう行くから。8時半発だから」

結局、我々が着いた時にそこにいた大型バスが、8時半発のバスだったのだ。
違うと言われたのはなぜなのか、エアコンバスを売りたかったのかな?
バスは満席だった。途中で降りた人の席だったのか、真ん中あたりの席にしてもらえてよかった。

バスはすぐに発車した。そして例によって客寄せしながらのろのろと進む。まだまだ乗せる気満々である。途中から乗る人は最初は補助席、それがなくなると通路に風呂椅子のようなものを置いて座らせていく。

バゴー
今日のバスは日本製、神社のシールが貼ってあった
バゴー
岡山けーん!

同じバスに珍しく、いや、今回の旅で初めてだと思うが、ツーリストが乗り合わせていた。カナダからのカップル。話をするうちに、私とほぼ同じころに初アジアの旅をしていて、ネパールやらあちこち、特に山の風景が好きで旅をしているとわかった。ヒマラヤトレックの話などに盛り上がる。
彼らはモーラミャインのあと、パアンという町へ行くそうだ。山の景色が素晴らしいよと教えてくれた。

ゴールデンロックという有名な観光地へ行く道を分け、タイ国境へ行く道を分け、バスは進む。
この道を分けたタトンという町を過ぎてから、道はカーブが連続するようになる。特に山道ではない、平野なのだが、川のように蛇行する。スピードが少し落ちた。

タトン
タトン通過中、大きなパゴダが

 

バスはその後も降りたり乗せたりを繰り返しながら、午後2時半にモーラミャインバス駅に着いた。ほぼ言われた時間通り、6時間だった。

 

あ、旅が終わるのかな

この日の宿は、バス駅に近い宿。
バスの中から予約していた。
直前まで、ここに行こうと決めていた宿があったのだが、それが車内で見た時に満室になっていた。
まずいな、と思い、ほかに候補に入れていた中で駅に近いところを選び、慣れないagodaで予約したのだ。
クレカの後ろの数字も求められ、支払うとなっていたのでボタンを押した。クレカで支払ったのだろうと思った。

昔と違い、今はネットでの予約が主流になっている気がする。ネットの安い部屋は案外売り切れるし、直接行ってもネットより安いことはあまりない、むしろ高いことの方が多かった気がする。
部屋を見なければ不安だ・・・。
などと言っている時代はもう終わったのか。今は部屋など見ずにとにかく押さえてしまうことが肝要なのか。
オールドパッカーは迷うばかりだ。

宿はバス駅のほぼ中にあった。
宿があるというより、バス駅の長屋状の建物の一部が宿になっていた。嫌な予感しかしない。
たいてい予約をしていても先に部屋を見るのだが、なぜかこの時は言われるままパスポートを出した。支払いが済んでいると思い込んでいたからだ。でも支払いを求められ、「?」となる。支払ったはずだけど違うのか? 確認してもらうが、やはり現地支払いだと。確かに私に来たメールにも、そのように書いてある。ではさっきの「支払う」ボタンは何なのだろう。慣れないサイトは使うのが怖いな。

で、部屋を見た。
予感が的中した。
なんと、トイレシャワー共同の部屋だった。
しかも、今回の旅では見たことがない絶望的な狭さだった。小さなベッドが2つ、それでもうほぼ一杯なのだ。かろうじて隙間を歩ける程度。ドアもそんな部屋の狭さを反映してか、無理やりの観音開きだ。15年前のネパールの山小屋個室みたいな感じ。よくもこんなに小さな部屋を作ったなと感心するくらいだ。
どこでうっかり間違ったのか。
23ドル33000チャットという値段にもうっかりさせられたのだろう。この値段で共同バス、窓のない極狭小部屋というのはミャンマーで経験がない。
チャットで言うと30,000チャット上限、しょうがなくて35,000チャット、あたりが予算であり大体そんな感じで動いている。30,000出せばまあ日本のビジネスホテルのちょっとイマイチな部屋ではある、というのが経験値である。25,000チャットでまとまな宿も幾つもあった。
33,000でこれかよ・・・。
首都でも大都市でもない町で、ありえない。

どのくらい狭いかというと、隣が同じ大きさの部屋に2段ベッド2台入れたドミだったのだが、その部屋の住人たちがザックを部屋に置けず(スペースがない)、廊下に並べていたほど、である。ザックを廊下に・・・、ありえないと思うのだが。

キャンセルできないだろうか、と宿の人と談判。
ここから猛烈にトラブった。
できないならできないでいいのだが、できるようなことを匂わせて先に予約サイトでキャンセルさせて・・・(以下自重)。おまけに途中から若いオーストラリア人が絡んできて余計話がこんがらがった。日本語、ミャンマー語、英語、全員がそのどれかしか話せないのだから当然だ。親切心からなのだろうが、大迷惑だった。
残念ながらここに泊まるしかなくなったのだが、非常に嫌な気分になった。

何となく、マンダレー辺りから感じていた「うーん?」という漠然とした違和感のようなもの、が、この時かなり明確に意識された。
白骨街道の比重が高すぎたことと、その北西部辺境が非常によいエリアであったこと、この二つの要因により、マンダレーでこの旅は、一つの終わりを迎えていたのかもしれない。

それでも尚、予定していたルートにこだわる気持ちもあり、別のバス駅(またしてもバス駅が複数あった)まで行って時間と値段を訊いたりもした。
その帰りに記憶に残るほどまずい麺を食べてさらに気分が落ち込んだ。

予定では、このままどんどん南下してミャンマー最南端まで行き、そこでタイとの国境を越えるルートを考えていた。
ミャンマーの滞在日数はまだ余裕があり、タイのビザランを考えるとそれが最も合理的に思えた。早くタイに入国してしまうと、ビザランが2回になる。ビザランは面倒なので、できれば1回(都合30日)ですませられたら・・・。と考えていたわけだ。

でも、このまま南下しないほうがいいのかな、と思えた。
まだまだ30時間を超える移動になる。4日かかるだろう。ミャンマーの移動は大変だ。
ラオス・タイの国境付近でも、ラオスでの移動を嫌ってタイ側で移動したりする私である。
ここは意地にならずに、いったんタイへ抜けようか。
そう思った。

幸い国境はすぐ近くにある。ミャワディー・メーソート国境、バンコクからミャンマーを目指す、その逆でもほとんどの旅人がこの国境を越える。マイナー国境好きの私としては不本意な部分はあるが、まだここを越えたことがないのは事実なので、越えてしまおう。一旦ここでミャンマーを切り、タイへ行って、好物のクエティオを食べよう。何も言わなくても間違いなくたっぷりのつゆに入って出てくる麺を食べよう。そしてそこで仕切り直しだ。

そう決めると楽になった。
夕食は近くの別の宿、最初に行こうとしていて満室になった宿の中にあるレストランへ。安くて美味しかった。部屋も見せてもらい、明日ここに移ることに決めた。 まっすぐ国境へ行くか、カナダの人が教えてくれた山がきれいなパアンを間に入れるかはまだ決めていない。それでもミャンマーの旅は、多分あとほんの数日で終わると思う。それもまたよし、だろう。

モーラミャイン
モーラミャイン市内、人満載の乗合トラック
モーラミャイン
歩いていたら列車駅があった
モーラミャイン
モーラミャイン直前の大きな川

 

本日の移動 バゴーからモーラミャイン 7,500チャット
本日の宿  The old Mawlamyaing hostel 33,000チャット朝食付き
昼ごはん 1,000チャット 夜ごはん 4,500チャット
1000チャット=75円、49ルピーくらい