スリカラハスティへ 2019.12.30

もう一日チェンナイにいようと思った
宿はまあまあだったが窓がない
移ろうと彷徨っているいるうちになぜか先へ進むバスに乗っていた

チェンナイで宿を探してうろうろ

宿は熱いシャワーが比較的よく出て、悪くなかったのだが、窓がない牢獄部屋、ベッドも小さくて窮屈だ。
宿だけ変えてもう1日チェンナイで体調の戻りを待とうと思った。
ところが近場の宿はどれもダメ宿で、珍しくガイドブックを見たオット氏が「エグモア駅のあたりに宿が固まっているらしいからそっちへ行こう」と言う。
それもそうだねとオートでエグモア駅に。

エグモア駅というのはその時いたセントラル駅の隣にある駅。
行ってみると見事なボロ町だった。
デリーのパハルガンジとか、そんなイメージ。
これは望み薄。

それでも5~6軒は見て訊いたが、どれも話にならない汚さと高さ。
便座のないトイレとか、ほんんんんとに薄汚れたというか汚れたままのシーツがよれよれでかかってるとか、よくこの部屋に客を案内するよなと呆れるレベル。
それで

「ノーなの? なんで?」

とか訊いてくるからすごいわ。
いやほんとに、

これでいいと思ってるのか?

何で便座がないトイレがノープロブレムマダムなのか?

それがノープロブレムであるなら、なにゆえこの世には便座というものが存在するのか???

一度きっちり見解を聞いてみたいわ。

 

グルンの人に会って癒される

疲れて入った食堂みたいな店で、ジュースとアイスという冒険。
すると、店内にいた人だと思うのだが、小柄な男性が腰を屈めて「敵意はございません」という感じで近づいてきた。この時点であれ、日本の人かなと思った。
案の定、「日本の人ですか? 日本人ですよね?」と流ちょうな日本語で話しかけてきた。
おお、今回初めて会う日本人だ、と思ったら、グルン族の人だという。

グルン族はネパールの中部に主にいる山岳民族。アンナプルナの近郊を歩くとよく出会うと思う。
日本人によく似た顔立ちで、さらに言うと性格的にも近いのではないかと以前から思っている。シェルパも近いが、最近少し変わってきた感じかな。

文字面が似ているがグルカではない。グルカはもっと精悍な感じでだから傭兵として有名になった別の民族。居住地は近い。

このグルンの人はなぜ日本語ができるかというと、35年も極真空手をやっているからだそうだ。おそらく教室というのか、道場か、そういうものを持っているのだろう。日本にもよく行く、しかも長野に知己があるというので、住所を教えた。

スリランカに仏跡めぐりの巡礼に行き、これからカトマンズに飛ぶのだと言っていた。そういえばこの近くをうろうろしている間に、何度か「韓国人かな?」と思ったおそろいの帽子を被った女性たちを見かけたが、そうか、グルンの人たちだったのかと察しがついた。

別れ際、3人で立ってお辞儀をしあっているのを、インドの人たちが珍し気に見ていたのがおもしろかった。こんな風にお辞儀をする民族って、日本のほかにあるのだろうか、中国は? 韓国は? いずれもノーのような気がするなー。

久しぶりに他人と日本語を話して癒された。
「暑いし、食べ物とかいろいろヤバいから気を付けて」
と言ってもらっているところにアイスが運ばれてきて笑った。

そしてなぜか先へ進む

さて、である。
エグモア駅周辺で泊まるというのはちと無理そうだと思えた。
では次の街へはバス移動なので、バス駅の近くで泊まろうかということに。
セントラルへ戻り、メトロに乗って昨日到着したCMBTというバス駅へ。
(後でわかったのだが、エグモアにもメトロ駅があったらしい(><))
とーこーろーがー。
バス駅の周囲にはほとんど宿がない。1つだけあったが、値段と品質が永久に釣り合わない典型的ぼったくり宿だった。
通りの反対にはありそうなのだが、その通りが高架を工事中で渡れない。

どーする??

もーめんどくさいな、次の街へ行っちゃうか!

よくある流れではある。めんどくさくなるとご破算にして次へ行きたくなる。

では、とばかりに駅の人に「スリカラハスティ行はどこ?」と訊くが、誰も知らない。そんなはずはない。そこからバスに乗ってここへ着いたという人のブログを読んだばかりだ、今年か去年の話だったぞ。
散々たらいまわしされた挙句、どうやら別の場所へ行けと言われているらしいことがわかり、その市内バスに飛び乗る。
連れていかれた先は、まったく別のバス駅。
しかもこっちの方がよほど整然としており、プラットフォームには行先別の案内板があり、CMBTの百倍まともだ。
すぐに出るティルチー行きに乗ればいいと教えられて、その通りにする。席もあり、よかった。

実はこの日私は熱があり、咳もひどくなり、そんなことでチェンナイにもう1泊することにしていたのだが、なぜか先へ行くバスに乗る。
バカだねバカだねバカだねあたし♪ である。(「化粧」中島みゆき)(名曲をすまん)
バックギアがないことはずいぶん前に自覚したが、ブレーキもいかれているとは。

このバス。
距離は80キロちょいであるし、前半はそこそこ道もよく飛ばせたから2時間から3時間の間に着くだろうと思ったのに、例によっての謎休憩を2回も挟み、結局3時間半かかってやっとこ着いた。途中からは立ち客びっしりで大混雑バスだった。
そろそろ夕間暮れの時間であるし、降りたところから寺へオートで行き、すぐ近くで割ときれいめの巡礼宿が見つかり、そこに決めた。

とにかく疲れた。

ドーサ

夕食はこんなの。ドーサでござい

インド店員

写真撮ってくれ! の店員たち

ほんとに具合悪いと写真なんか1枚も撮りませんな。
今日は移動したが、最後にたどり着いたスリカラハスティでドーサと店員を撮っただけ・・・。

 

本日の移動 セントラルからCMBT 40ルピー 別の駅へ11ルピー スリカラハスティへ130ルピー
本日の宿 名前忘れた 900ルピー
ジュース休憩120ルピー 夜ごはん 120ルピー

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