ピサヌロークからルーイへ 2020.02.09

北へ行けばチェンマイ、よく知った街である
でももう少し移動を続けたいな・・・
というわけで東のルーイへ向かった

ピサヌロークのバス駅へ

宿を出て駅の方へ歩く。駅近くに7-11があり、その前からバス駅へ行くソンテオが出る。
少し待っていると来た、紫色のソンテオ、なんと冷房車だ。
通常ソンテオという乗り物は、後部はフルオープンのトラック状態である。屋根はあるが窓はない(稀にあることも)し、後部は完全に抜けている。しかしこのソンテオは、後部にも扉があり、中は冷房。すごいね。

乗り込むと先客一人。おばあさんだ。

ピサヌロークの
先客のおばあさん、品のよい人だった

少し経つと話しかけてきた。「コンチン」という言葉が聞き取れるが、あ、中国人と言ってるのかな、でも今回、やたらとあちこちで「コンチナ」と言われたから中国人=コンチナじゃないのかな、などと迷っているうちに、

ティンプドン(わからないんだね、と言う意味の中国語)

という言葉が明瞭に降ってきた。やはり私はまだまだタイ語よりは中国語のほうが耳に馴染んでいる。因みに、中国のことはタイ語ではチンで合っている。地方によってチナと言うのかもしれない。
自分が中国系タイ人であり、私もそうだと思ったとのこと。広東省出身で、お年を訊いたら84歳とのことである。しばし歓談、もちろん中国語で。
やがておばあさんの降りる所に。ドアを開けて、荷物を下ろしやすく運んであげた。

ピサヌロークの
気を付けて行きなさいよと頬を触ってくれた

こういう出会いもあって、旅はほんとうに。

ピサヌロークのバス駅
バス駅
ピサヌロークのバス駅
たくさんの行先がある
ピサヌロークのバス駅
私が乗るのはこれ、ルーイ経由ウドンタニ行き

バス駅に着いたのは8時半少し前くらいだったと思う。すぐにルーイ行のチケットを買った。窓口の人の手元を見ると、バスの片側にだけ人を当てはめている。我々はちょうど真ん中あたりに席を取れた。案外乗る人がいるんだなと思う。
以前この路線は何度か乗っている。チェンマイから乗ったこともあるし、ウドンタニから乗ったことも。いずれもそんなに混んでいた記憶がない。
と思ったら、今日は3連休の中日なのだった、それで混んでいるのかな。

バスは定刻を15分遅れて発車。タイで遅れるのは割と珍しい、予約客を待っていたのかも。

さて今日の移動は175キロあまり。山道とはいえ4時間かからずに着くかなと思っていた。
宿を出る前にのんだ風邪薬が異様に効き、発車してからしばらくの記憶がまったくない。目が覚めるとバスは山道をのろのろと登っていた。発車時には見事に空席だった反対側も乗客で埋まっている。オットによると、遠くのバスターミナルに寄って、そこで満席になったとか。そういうことだったのか。
それにしてものろのろと走っている。登りになると自転車か歩きかというくらいまでスピードが落ちてしまう。遠い昔の中国のバスとか、まあインドやミャンマーでは今もそうだったか・・・。これでは4時間は無理だなと思う。

バスはやはりだいぶ遅れて4時間50分ほどでルーイに到着した。
やっと着いたはいいが、まだこの先ウドンまで行くんだよね、もう上りはそんなにないのかな。

ルーイバス駅
やっと着いた・・・
ルーイバス駅
ルーイバス駅
ルーイバス駅
近くでブーゲンビリアがきれいに咲いていた

 

ルーイの町へ

同じバスに欧米人が1人乗っていたが、しばらくして見るとまだベンチに座っていたから、そのままチェンカーンに向かうのかもしれないと思った。
チェンカーンはここから50キロほど先、メコンのほとりにある町だ。小さな町だがレトロな町並みなどが大人気で、外国人・タイ人共にたくさん訪れる場所らしい。ということはかなりツーリストナイズされていて、滞在はしやすいがつまらない(物価も高い)町である可能性もなくはない。
とりあえず、ルーイも降りるのは初めてなので、まずは滞在してみようと思う。

バイクのトゥクトゥクが何台かいたが、町まで50だと言う。30で交渉するが40以下にはならない。すったもんだしているところに、ソンテオがすーっと通りかかったので訊いてみると、ホテルまで通り道だから行くよとのこと。1人10。乗せてもらう。

宿はすぐ決まった。280でファン部屋。古くてお世辞にもきれいではないが、まあこんなものだろうと。疲れていると宿探しもいい加減になってダメだな。
すぐにご飯を食べに出る。連休のせいか町はシャッター街になっている。

ルーイ麺
やっと見つけた麺屋、全部乗せ、というやつか

その後シャワーを浴びてみると、お湯が出ない。
宿の人を呼んで見てもらうが、さっきまで多少英語が話せていた人がなぜか100%タイ語になって、なんじゃかんじゃと言い訳をしまくっている様子。タイ語はちんぷんかんぷんだが、言い訳をしているのだということはわかるし、どうにかする意思はないらしいということもわかる。
言いたいことを言い終わったのか、宿の人は帰ってしまい、それきり来なかった。

つまり、お湯は出ないのだろう。待っていても仕方がない。では明日には宿を代わろうと思う。

なんとうっかり2日分払ってしまっていたので、明日の分は返してくれるだろうねと訊きに行く。するとあっという間に今日の分と2日分を返してきた。
今日は泊まるつもりだったのだが、返すと言うなら受け取らない理由はない。受け取って、チェックアウトする。
めんどくさかったのだろうが、変な宿だった。

少し歩いて別の宿を見つけ、値段を訊く。エアコンは450でファンは300。
ピサヌロークの宿のエアコンでまた風邪を引いたようなのでファンを選び、部屋を見せてもらうと、驚いたことにきれいな部屋だった!
小汚い280と、清潔な300、しかも280の方はお湯が出ない・・・。
考えるまでもなく、こっちの勝ちというか、あっちに泊まるのはありえないレベルの話だった。
どうもぼーっとしていてダメだな、まだタイの物価にも慣れていないとはいえ。

夜は近くの市場で総菜やカオニャオ(おこわ)を買って部屋で食べる。きれいな部屋で満足。窓は壊れているが・・・。

ネットのニュースで、香港が大陸からの移動を制限し、移動してきた人間は14日間隔離する政策を実行したと見る。
私の帰国チケットは、よりにもよって広州と香港を経由する。チェンマイから広州へ入り、2日ほど市場調査などし、陸路香港へ抜けて、香港発東京行の便に乗る予定だ。しかしこの政策が続く限り、広州→香港を移動することはできない。さて困ったな・・・。考えられる最も賢明な策は、チェンマイから香港へ飛ぶことだろうとは思うが。チェンマイ→広州が欠航になれば返金されるだろうが、意地でも飛ばしそうな気もするし。調べるとすでに同じ航空会社の上海便は相当減便になっている様子だった。が、広州便は毎日ではなくもともと本数が少ないので、欠航はないかな、という気がする。まあ、なるようにしかならないが。

本日の移動 ソンテオ20 ピサヌロクからルーイ 147   ソンテオ10
本日の宿  プルアンホテル 300バーツ
昼ごはん 80バーツ 夜ごはん 100バーツ