今日はミャンマーへ入ってから一番大きな街へ向かう
モンユワ、チンドウィン川のほとりの街だ
今日もAH1を走ることになる
ガンゴーを早朝に出発
モンユワは巨大仏像などで有名なミャンマー北部の街である。チンドウィン川に面し、水運で栄えているのだろう。
かつてミャンマー・インド国境付近で激戦となり、敗走した日本兵たちを阻んだものの一つが、この川だったとされる。この川を渡れず、亡くなった人が多かったのだと。おそらく渡河地点を探しているうちに力尽きたり、一か八か渡河しようとして流れに呑まれたり、したのではないか。現在もかかる橋は少なく、戦略上必要とあればある橋も破壊してしまうだろうから、渡河は大変だったろうと思う。
最初にパンケーキのようなものとテンプラのようなものが出てきて、その後焼きそば、紫米の豆入りおこわ、おかず数品、パンケーキ、ちまき、そば・・・。一体だれがこんなに朝から食べるのか、というような量。ここは連泊したかった!
バスは1人だけ乗客が先に乗っていた。あちこち何をしているのか走り回り、ガンゴーの町を出たのは8時頃だった。こんなことなら朝食を食べられたのに・・・。
走り出してさほど経たない時間に休憩。ミャンマーあるある。
途中でグーグルマップを見ると、おや、AH1とは外れたコースを走っている。おかしいな。
バスはそのまま山道を走り続け、やがて小さな集落で坊さんを一人乗せた。このためにはるか迂回をしていたのか。
この地図でルートの変更がうまくいかず、AH1を走ったことになっているが、実際には東に寄った山中を走った。
モンユワの町へ入るための橋がないので、大きく北へ迂回しているのがわかるかと思う。
運転席はわからないが、客が乗る席はシートが異常に低く、しかも狭い。座った時に膝が腰より高いのは、腰にとって最悪の形である。その最悪の状態で7時間、揺られに揺られたので腰が痛くなった。
車は乗る前に選べないことが殆どだと思うので、こればかりは運だろうか。
モンユワ到着
大迂回のせいで、モンユワ到着は午後3時。予定の2時間遅れだ。やれやれ。
しかもモンユワでは希望の場所までは行ってくれず、全員バス会社の前で降りる。
同乗していた人とシェアして、チンドウィンホテルというところに行ってみた。35ドルらしいが、35,000チャットなら泊まろうと思った。町の中心らしいからだ。
しかし残念ながらチャットでは50,000を越える金額を提示されたのでやめて、スマホで目星を付けておいたホテルに向かう。
こちらも最初は40,000近い金額を言われたが、ネットの予約サイトの値段をこちらから提示し、同額のチャットで、ということで交渉成立。
結果的にとてもよいホテルだったのでよかった。
ホテルは市場のすぐ近くにある。ものを売る小さな店がひしめきあう、完全なローカルマーケットだ。バイクがひっきりなしに出たり入ったり、活気がある。
コメント