2020北海道の旅③ 帰路の東北編

函館からフェリーで青森へ渡った。青森港に入るとタグボートが接近してきた。

青森市街と海

八甲田の山並み


後藤房之介軍曹の像

八甲田山大量遭難事故の際に、奇跡的に生き残った人の銅像。210人のうち11人しか生還しなかった、まさに死の行軍だった。
ちょうどボランティアガイドの人がいてうかがったのだが、八甲田山という山はないのだそうで、八甲田連峰なのだそうだ。ただし地元の人はこの山塊を見て「八甲田山」と呼びならわしてもいるそうだ。

私にとっての八甲田は、たまたま受験した弘前大学から届いた
「ハッコウダユキフカシ」
に尽きる……。
たまたまというのは、要するに共通一次の成績がよくなかったので、今年はダメだろうと、でもどこか受けてみるかと、琉球か弘前だと、まぁそんな流れで受験したということ。

奥入瀬渓流

天気が悪くて今一つだったけど


滝もいくつもあって綺麗だった。紅葉の時期になればすごい人出だろうなと思う。ただ気になったのは、渓流沿いを散策するトレッキングコースがあるようなのだが、それが車道としばしば合流するのね。車は双方向にかなり飛ばしているし、自分だったらここは歩きたくない道だなと思った。そうはならないコースもあるのかもしれないけど。


十和田湖
やっぱり天気悪くて今一つな感じ


高いところから見るとそれなりかな。晴れていればまた違うだろうな。


夕暮れ近い田沢湖。子どもの頃に来たことがある。親と一緒にサイクリングをした記憶がうっすらと残っている。


陸前高田にやってきた。海の近くに大きな記念館のようなものがあった。


大きな堤防があり、そこまで歩いて行ける。


堤防から見る風景


奇跡の1本松。もちろん復元されたもの。

宮古から陸前高田まで、海岸線を走った。東日本大震災の時に被災したエリアだ。上の写真にあるような被災した建物はさすがにもう殆ど見ることはなかった。新しくできた町が多く、工事はまだまだ続いていた。
陸前高田から北見へ抜け、日本海を目指した。

鳥海山


鳥海山から見る日本海、北の方角


これも鳥海山


南側から遠望する鳥海山


あつみ温泉の近くの海岸


魚が泳いでいた


今度は月山かな


走っていて看板を見つけた。藤沢周平の生誕地とのこと。自転車で通りかかった地元の人が「碑が立ってるだけなんですよ~」と、ちょっと申し訳なさそうに教えてくれた。


月山湖? 違うかも


磐梯山? わからん


会津のあたりもずいぶんと平野が広がっているのが意外だった


只見湖の近くで湧いていた炭酸水


只見湖。あれ、いま地図見ると只見湖という湖はないのかな? 田子倉湖になってる。


ダムの上から見る湖、只見川


只見線


奥只見


只見線

現在只見線は復旧工事中で不通区間があるらしかった。

只見から新潟県南魚沼に抜け、そこから17号で沼田へ。西へ入って最後は嬬恋を通って軽井沢に帰着した。

走行距離4800キロほど。
ホテルと車中泊が半々くらいの駆け足旅行だった。

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