さていよいよチェンマイだ
長かった旅も、その陸路部分はここで終わる
3年ぶりのチェンマイへ、バスは走る
プレーからチェンマイへ、グリーンバスで走る
プレーでの滞在を1日で切り上げ、チェンマイへと向かう。
ここから先、日本へ帰る便の変更などしなければならない。少々気が急く。
典型的な地方のバス駅。
今回はネットで予約してみた。グリーンバスのVIP席、チェンマイまで4時間強なのと、最後のバスなので贅沢しようかと。
バスは昨日ナーンから乗ってきた便だ。1時発。プレーに着くのは15分くらい前だから、急ぐ理由はないが、12時10分にはバス駅に着いてしまった。
しかしバスは遅れている。1時を回ってもまだ来ない。
ようやく来た、1時20分・・・。そこはかとなく不安。
乗り込もうと車掌にチケットを見せると、これではないと言う。ほかにも何人も、これではないと言われているよう。よく聞いてみると、このバスはプレーを12時に出るバスとのこと。私は1時発だから、これではないというわけだ。
そうこうしているうちに、次のバスが来た。これが1時発。何だかよくわからない。そのバスは乗客を全部下ろし、プレー~チェンマイのバスに変更された。さらに何が何だか、まあ行けそうなのでいいけど。
最初に来た方が新しいバスだった・・・。
VIPとはいえ車体が古ければあまりありがたみはない。車内の荷物棚が壊れそうな勢いでずっと騒音を立て続けていた。ま、ハズレを引いたということで、残念だったが古い以外は普通だったのでよしとする。
バスはあちこちの停留所に寄りながら、4時間半かけてチェンマイに。もう6時を過ぎていた。
右端のプレーから左上に向かってチェンマイまで
チェンマイ到着
バスはチェンマイアーケードの第3ターミナルに到着した。数年前に出来た新しい建物だが、すぐ目の前が第2ターミナル。あちこちに「GRABは違法!」的な看板が出ている。GRAB排斥はインドネシアでもすごかったが、タイもなのだな。
ソンテオもトゥクトゥクもたくさんいるが、これら構内に駐車しているのはタクシー扱いなので、1車あたりの言い値がかなり高い。交渉してもそんなには下がらないし、何より面倒。ということで、タイ人が利用する乗合スポットに行ってみるが、タイ人ゼロ。
仕方なく、バス駅前の通りで流しを拾う。あっさり交渉成立で、市内へ。途中で学生さん2人を拾い先にワロロット市場へ。そこから迂回して、今日泊まる宿の近くまで行ってもらった。
予約しておいたパンダハウスホテル。ゲストハウスだ。
320バーツと激安だったが、意外にきれいでお湯も出て驚いた。
それでももう少し出してもう少しいい宿に泊まる方がいいとは思うが、安い宿を探しているなら一候補になると思う。
夕食に出かけ、近くのローカル飯屋でカオカームーを食べた。そうしたら、甘いものをサービスで付けてくれてびっくり。
チェンマイは、10年以上前になるが2年続けて4か月ずつ暮らした町だ。私にとっては、もしかすると今の東京よりも土地勘があると言えるかもしれない。さほど大きな町ではないからだ。
それ以外でも、アジアでの布探しの基点になる町で、多い年は4~5回、通った時期もある。タイでの、アジアでの、ベースと言っていい町である。
そんなわけで、旅は今日終わった。
インドのアーメダバードに飛んだのが12月4日。そこからぐるっとインドを周り、白骨街道を通ってミャンマーへ、タイへ、ラオスへ、またタイへ。
長い旅になった。
翌日、以前住んでいたコンドミニアムへ移り、滞在開始。中国経由だったチケットをキャンセルしたり、新たに帰国便を取ったり。
いつもよりぐっと人の少ないチェンマイで、しばし静養。
全体的なことは、また別にまとめようかと思う。
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