昨夜は咳が最悪になり、無理な移動を反省した私
今日はおとなしく駅へ行き、列車のチケットをうまく切り替えようと考える
その前にまず薬を買わないと・・・
スリカラハスティで朝を迎える
昨夜の宿はきれい感はあったのだが、蚊が入って来放題、ウェルカムモスキート状態だったので、とにかく変わりたいと思う。
おまけにwi-fiがない。
wi-f-がなくても前半戦は大丈夫だったのだが、このところ建物の中で遮蔽度が高すぎるのか、部屋で携帯が使えない。
こうなると宿も探せないし、情報も見られないし、ストレスで満杯だ。
プーリーと頼むと、こんな風に揚げたプーリーとカレー、あと何と呼ぶのかわからないがゴマ風味の辛いやつがついてくる。朝はこんなもので十分。
咳がひどいと訴えて、その名もCOFQという薬を買った。Quick rerief from cough and cold 、期待したい。
あとまた抗生物質。抗生物質にはほんとに注意しないといけない。前回と同じものだったので、のむことに。ただし半量、ダイジョブか。
宿替え
wifiもないし電波も入らない宿の廊下や階段をうろうろしつつ、何とか細々とネットにつなぎ、必要な情報を検索。
宿の目星を付け、空身で行ってみる。wi-fiのことを気にすると、まずつながるかどうか試させてくれて親切。値段も予約サイトと1ルピーだけの違いなので、決める。部屋も広く、ベッドも大きくなり、蚊もいなさそう。よかった。
宿は路地の奥の1軒。奥の割にはけっこう大きめだった。静かでよさそう。
さて駅へ
先日チェンナイのおやじに本来の希望どおりではないチケットを買わされた件であるが、まあチケット自体は仕方ない、いいとして、ちょっと日程を詰めたいなと思った。
スリカラハスティへはバスで行く予定だったので、そこからコルカタまでの区間を3つに分けて買ったわけなのだが、それを端折ろうかと考えたのだ。
かなりインドに疲れてきているし、この間にある布の産地はもともとおまけ的存在で、本命は別にある。
ここを端折るとかなり楽になるかと思う。
問題は、チケットのキャンセルができるかどうかだ。
自分でネット経由で買っていれば、キャンセルは簡単だし、どの程度の手数料が必要かもわかる(はず)。
しかし駅で買ったものに関しては、ネットでは情報が紐づいておらず、わからないみたいだ。
特に外国人枠やTATKALで買ったものについては、できない、とか、50%の手数料とか、情報も錯綜している。
行ってみなければわからないな・・・。
駅はオートで40ルピーの距離。歩いて行くのは嫌な距離だ。
まず総合受付みたいな窓口で訊くと、「外に出て、そこに窓口が」と言われ、建物の外に出てみるが何もない。戻って「何もないけど」と言うと、出てきてくれて、 すぐ隣の窓口を指して「ここだよ」と。
いやそれ「隣」だから! インサイドだから! で、そこに並ぶ。ようやく番が来て、チケットを3枚渡し、キャンセルできるかどうか、キャンセル手数料はいくらか、訊く。
「キャンセルできるわよ、手数料は1枚、1人あたり210ルピーね」
「ほんと? じゃお願いします」
「キャンセル申し込み用紙書いて持ってきて、用紙はそっちでもらって」
そっちとは、最初に訊いた窓口なのであった。
キャンセルしたい、って訊きに行ってるんだから、用紙渡せよほんとに何度手間なのさ。
チケットを買ったときと同じ、いやがらせとしか思えないとにかく小さく不鮮明な文字が並ぶわら半紙にまた全部記入しなければならない。もうこのめんどくささときたら、果てしないわインド。
ようやく書き終えて窓口に並び、番が来て、全部そろえて提出。
係りのおばさん、しばらく機械を操作していたが、あら、という顔をして人を不安に陥れた後、こちらを見て、
「キャンセル料50%だったわ」
とのたまった。
いやいやいやいや何言ってんですか奥さん、奥さんが210ルピーだっていうからキャンセルしてんですよこちとらは。え? 50%も出してキャンセルするバカがどこにいるんですか。しかもそれ、コルカタ行きじゃないですか、いちばん距離長くてしんどい区間からキャンセルするのやめてくださいよ。
どうやらこのチケットは外国人枠だったらしい。ほかのチケットについてはわからない。ほかは210でできると言っていたが、それも機械に通してみたら違うかもしれない。とにかくだから50%なのだと言ってくる。
了解するわけがないでしょうが。
どうしてくれんの私のチケット。
は?
スリーパーなら取れる??
いやいやいやいやありえんでしょ、キャンセル料高いからそれでスリーパー買えるってこと? それおかしいでしょ。
同じクラスで取り直すか、全額返金かどちらかにしやがれと粘るしかない。
上司みたいな男性も出てきていろいろ言ったけど、そちらの事情は知らんわ、客に不利益を背負わせるな、って。
当然ながら後ろには列がどんどん伸びて行き、私は時々振り返っては
いやーすみませんね、キャンセルしようとしてるんだけど、最初と話が違って50%も払わなきゃならないって、そんなん払えないし私・・・
的なことを語って皆様のいら立ちを多少なりとも和らげようとしたり、とにかくめんどくさいことになった。
そして結局。どうなったかというと。
キャンセル自体はもうしてしまったので、元に戻すことはできない。覆水盆に返らずですな。
同じクラスのチケットをウェイティングリストで発行する。必ず席を取る。信じてください。
信じられるわけはないのだが、ほかにどうしようもないだろうということは子供じゃないからわかる。
機械でキャンセルした瞬間に、ウェイティングリストの人が自動的に席をゲットしたのだ。
わかった、了解した。と答えて、その場を収めることに。
骨折り損のくたびれ儲けとはこのこと、のおよそ2時間にわたる攻防だった。
疲れ切って駅を後にした。
ハッピーニューイヤー!
チケットのキャンセルが出来なかったイコール、先日決めた日程で今後動くことが確定したということだ。
おまけに、最後のチケットがウェイティングになってしまった。最悪だ。
仮に席が取れなかったとして、その時誰に何を訴えればいいというのか。
取れない気がする。ほんとにえらい目に遭った。
宿に帰ると、時々大音量の音楽がかかる。うるさいなー。そういえば今日は夜8時半からパーティーがあるからぜひ来て、って誘われたっけ。まだ6時なのにリハーサルなのかな。
ともかくちょっと何か食べに行こうと階段で降りて行くと、2階で男性が2名待ち構えており、そのまま1階まで同道され、そこにあるパーティー会場の女性スタッフに「ご依頼の品、確かに渡しましたぜ」という流れになった。
「いやちょっと何か食べに行こうと・・・」
「食べるものならありますから!」
「いやそれ辛いですよね」
「大丈夫、辛くないものもあります!」
ちらっと宴会場を覗くと、そこには大勢の女の子(最初はそう見えた)が。学校のパーティーなのかと訊くと、家族だ、と。女の子ばかりの家族? わけがわからない。あ、男の子も少しいるのか。あと大人の女性もいるわ。
もはや逃れることはできないようだ。リハーサルではなくもうとっくにパーティーは始まっていて、ご飯の時間が8時半だったらしい。
我々はゲストとして歓待された後で、「ドレスアップ大賞」の選考委員を務めることに。何やそれ。無理だろ。
サリー姿のマダムたちが次々壇上に上がり、子供たちもそれぞれ着飾って壇上をパレードし、この中から決めろ、って言うわけよ。
全員すごいのに?
どうすりゃいいの。
司会役のおばさんがさっさと決めろと苛立ち始めたので、そういう時には案外あっさり行く私は1人のマダムを指差して
「あなたでーーーーーす!」
とぶちかました。
司会役のおばさんの顔がこわばるのが見え、一瞬会場も静かになったように思えた。次の瞬間には歓声がかき消してくれたが。
どうやら、やっちまったらしい・・・・・・
選ぶべきマダムは別にいたのだろう・・・・・・
だけどそんなのわかるわけないだろ、日本人にインド人の空気は読めないよ!!
オットは司会役に「誰を選べばいいのか教えろ」と迫り、司会役が「あの親子を」と伝え、無事に選ばれるべき人が選ばれたらしい。
そういう大事なことは先に言ってくれ!!!
まあいい、ここはインドだ。おめでとう奥さん、赤いサリーの人が多い中で、シックな紺系のサリーの人が目についたんだよね。
ああ疲れた。
楽しかったけど。
ああ疲れた。
ハッピーニューイヤー!
だけど10時半に終わるのはどういうわけなのか?
本日の移動 駅往復70ルピー
本日の宿 BMC RESIDENCY 1000 ルピー
朝ごはん 80ルピー 薬54ルピー
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