2019-04-02

1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(10)西安

酒泉から西安へ列車旅 酒泉の列車駅に夜9時に行った。列車が来るのは定刻で午前2時過ぎ。そんな遅くに動くわけにはいかないので、このような羽目に。 広い待合室は壁に沿ってぐるりとベンチが置いてある。そこにわしゃわしゃと人がいる。私もその中に混じ...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(9)敦煌

柳園で下りると、敦煌へ行くバスは出たばかりだった。しばらく待つことになる。列車内で隣のスペースにいた中年の男性2人が、「あのバスに乗れたらいいな、聞いてみよう」と、団体旅行のバスに突撃していくのに付き合った。そのバスは、日本からの団体さんの...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(8)ウルムチ

カシュガルからウルムチへは、国内線で飛んだ。もう一度バスで……、というのはどうにもしんどかった。たしかトルファン~カシュガルよりも、ウルムチ~カシュガルの方が余分に時間がかかったような気がする。もしかすると3泊4日とか。それはもう、ちょっと...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(7)カシュガル3

カシュガルでは毎週日曜日に市場が立つ。 朝早く、同室のオーストラリア人と一緒に宿を出て、ロバ車をつかまえて向かった。その日は市場に行くロバ車だらけで、もう既に地元の人々が乗っているので値段交渉も楽だ。あまり高い事を言うと、それなりに気まずい...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(6)カシュガル2

カシュガルにバスが滑り込んだのは、3日目の夜遅く。 全身砂だらけで疲れ果て、最後に隣に座った初老の男性に誘われるまま同じロバ車に乗り、「いちばん安い宿」と連呼して町外れのチムニバ賓館に行ってもらった。この男性はどこに行くところだったのか、私...
1988中国シルクロード

1988中国シルクロードの旅(5)カシュガル

トルファンからカシュガルへは、バスで2泊3日。当時はまだ、ウルムチ~カシュガル間の鉄道は存在していなかった。 この当時、中国には外貨兌換券と共に外国人料金というものがはびこっていた。外貨兌換券はとっくに廃止されたが、外国人料金はどうだろう?...
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