数日ぶりの移動 市内バスと中距離バスを乗り継いで アレッピーという小さな海辺の町へ向かう
今日の朝食はケララスタイル。
どんなものかと思ったら、米の麺? のようなものとカレー・・・。
ほんとどこまで行ってもカレーだねー。
今朝の同席はオーストラリアからの一人旅男性。私よりちょっと上くらいかな。
森林火災の話と、コアラの話と、夏には48℃になったことがある中部に住んでいるという話と、私たちの寒さと雪の話。
鉄道のチケット取れないですよねー、と振ったら、代理店に頼めば取れるよと、明日朝のチケットを見せてくれた。
そうなのか! 代理店か!
何をいまさら感だが、実は代理店を使うことが今までほとんどなく、已む無く使ったときは悉くボラれたので、できれば使わずに・・・、と思って旅をしている。これは多くの個人旅行者がほぼ同じ感覚で、自力手配を目指していると思う。
でもまあいい歳になっていることは事実だし、そろそろ注意深く、そちらの方法を試してみてもいいのかも。
機会があればだが。
さて、チェックアウトして、と帳場に行くと、領収書が出来ていた。素晴らしい! いいねこの宿。また来ることがあったら泊まりたい。
ただベッドがふにゃふにゃすぎて腰が痛くなった。
まずは市内バスで ニュー・ブリッジ なるところまで
一旦エルマクラムへ戻ってバスかなと考えていたのだが、アレッピー行きのバスのルートを見るとフォートコーチンからの道とぶつかる場所がある。そこでうまく乗り換えることができれば、無駄な同じ道の往復をしなくてすむだろう。昨日バス駅へ行ったのは、その確認も兼ねてだった。
ニューブリッジなるところで降り、対岸から来るバスをつかまえればいいよと教えてもらえた。
降りるところでは運転手と乗客と車掌がみんなで教えてくれて、車掌にいたっては荷物まで持ってくれた。ま、ぐずぐずされると運行に支障が出るからでもあるが、みんなとても親切でありがたい。
道路を反対に渡ったところでアレッピー行きのバスを待つ。ほかに待っている人もいて一応確認。
緑のバスが来て、その確認した人が走って乗ろうとしている。あれがそうなのかなと急いで追いかけて乗り込むが、「行かないよ」と言われてまた飛び降りる。
するとその様子を見ていたらしい男性が来て、「緑色は市内バスだから行かないよ、黄色と赤のバスが来たら乗りなさい」と教えてくれた。ちょうどそこに、まさにその色のバスが。
「あれだあれだ、乗って乗って!」
あまりちゃんとお礼も言えずに飛び乗ってしまった。
スカーフをかぶっているのはムスリム系だからだろうか?
アレッピー到着は12時半頃だった。市内に入ってからの渋滞がひどかった。
フォートコーチンの宿を出たのが10時だから、トータル2時間半。乗り換えもほとんど待たなかったし、上々の出来だと思う。
宿の客引き、ボートの客引き、多数。
着いてから決めても特に問題はなさそうな。たくさんあるし。
性懲りもなくチャレンジする私。どこかでいつか、あまり辛くないミールス(ターリー)に当たるんじゃないかと思って。
これは辛かった。特に後からおじさんが持ってきてくれた白っぽいのが、なんだかわからないんだけど、唐辛子とわさびを混ぜましたって感じの爆弾だった。
隣の席の女性がずっと笑ってて、最後に店を出る時には外でアイス食べながらきゃっきゃ笑われた(><)
南インドは全体にからっとしていて明るい。人も親切。なるほどケララからの旅人が、「北と南は別の国だから!」と言うわけである。
こんなに違うのに同じ国。大きな国はおもしろいというか、やはり掴みどころがないなと思う。
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