サンガネールに行ってみた

久しぶりにサンガネールという小さな町を訪れてみた。何年ぶりだろう? 最後にジャイプールに来た時には、体調を崩したせいもあって行かなかったから、10年は軽く経っているのではないかな。

町の外れにある工房に、ウーバーで行った。インドのGoogleマップはかなり怪しいが、ここもそうだった。運転手「何もない、でもここだから、降りて!」「何もないじゃ困るでしょ、そこらの人に訊いてみてよ!」などのやりとりを経て、どうにかたどり着いた(というか、確かに殆どそこがそこだった)。

10人弱の職人さんが作業中だった

ちょい変わったものを作っている。訊けば来週デリーで博覧会みたいなものがあるので、それに向けての作品らしい。変わってるというのは、サリーでもショールでもストールでも生地そのものでもない、中途半端な大きさ長さだったから。

丁寧にスタンプされていてきれい

額縁部分をスタンプしている

こちらは普通の生地を作っている

ぽんぽん進んでいくが、当然だけど簡単な仕事ではない

なんかスマホが映り込んでた、工房主が一緒になって撮影してた(..;)

大体ここらの工房は、反売りが主。普通は10Mで1反。ただ今の私は1反は・・・。ということでここでは買えず。ほかにも数軒見たが、スクリーンプリントが多かった。予想はしていたので驚きはない。むしろ木版がまだ生きていたことにほほうと思った。

新しい建物が作られている

町の中心に近いあたり

細い路地が続く

バス停に出たので、バスに乗って帰った。
サンガネールの町も、記憶とはまったく違う雰囲気になっていた。こんなに大きな町だったのだろうか。バス駅はこんなに大きかったのか? そこからほんの少し歩いたらもう工房がちらほらとあったのではなかったか? どんどん変わっていくんだなあと、なんだかしみじみしてしまった。

まだ木版更紗も作られていると確かめられたのはよかった。
でもサンガネールのそれはどんどん生地が薄くなり、化学染料とスクリーンが主流になって、私が好きだったものとは違う方向に行ってしまった。カラフルできれいだけど、それなら木版じゃなくていいんだよと思ってしまう。かつてここでも盛んに作られていた泥臭い布はもうないんだな、と、一抹の寂しさと共に飲み込んだ。

もちろん、もっと歩き回ればどこかにあるかもしれないけど。もういいかなと思う、根気がなくなった。
それでも頑張ってもう一つの村へも行ってみるつもりだ。

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