布の産地に行ってみた、けど

まだまだ調子が出ないけれど、ともかく目的の布の産地へ行ってみることに。
バスでも行けるが2箇所行きたいこともあり、オート三輪をチャーターする。話が決まって走り出したオートはしかし町を出たところでストップ。まじか。ほかの選択肢がないところで何をするインド人!
すると、自分は急用で行けないから友人が来る、と。
仕方なくしばらく待つ。30分ほどで来たので乗り換え。
約58kmほど離れたダマルカという町に向かう。

バス駅の前あたり。水牛が歩く横でオートと交渉した。

道を埋め尽くす勢いの牛の群れ。

オートはスピードが出ないということを忘れていた・・・。2時間近くかかって到着したが、工房がわからない。マップを見ながらあっちこっち。やっと見つけたのだが、「金曜日は午後2時半まで休みだから」とのこと。どこもやっていない。
たしかジャワ島でもそんなことがあったっけ。忘れていた。

うわー、60km走って来たのに、とんだ無駄足だった!
それもこれも、インド国鉄のせいだ! 本来ここに来るのは昨日の木曜日の予定だったのに!
まあ言っても仕方がない。ひとたびシステムに乗り損なったらこうなる、ということなんだろう。

スクリーンプリントの作業場では人が働いていた。

インクを流す(?)作業。

干しに行く。

無造作に干される布。

作業を見せてもらったがスクリーンプリントは私には使えないので、お礼を言って辞す。

次にアジュラクプルという町に向かう。ここは2度目の訪問。前回と違うエリアに到着し、見た中では1軒だけ開いていた工房で布を選ぶ。ここも作業は休み、2時半とかは関係なく、今日は休みと言っていた。

似たような看板、名前が多くて混乱するが、おそらく、人間国宝みたいな人の工房だったのではないかと思う。カトリさんという人なのだが、あっちもこっちもカトリさんなので・・・笑 どれが本物なのか、あるいはみんな一族なのか。

ぶれてます? 版木さえ美しい。

村の中を歩いていたら、バンダニの絞り作業をやっている人がいた。昔の大理でやっていたような、糸による括り作業。もう大理ではやっていないのではないかな、あるとしても、工芸になっているだろう。

またまた走って宿に帰る。今日はお湯が出たので、バケツで浴びる。

日暮れ時、夕飯を食べに出て何もなくひたすら歩いているとバス駅に出た。仕方ないので宿の方に戻ろうとして、どこかで曲がり損ねたとみえて迷った。グーグル様も「わからん」と。地図上の空白地帯のようなところに迷い込んでしまった。散々あっちこっちと歩いたがまるでわからないし、夕方のラッシュでとにかく人もバイクも多過ぎ状態。
完全にお手上げになった頃に大きめの通りに出て、オートが来たので宿に連れて行ってもらった。いや疲れた。
結局宿から仕切り直して、昨夜も行った、前回も「ここしかない」と思っていた店に向かい、なんとか食べた。

あー疲れた。

こんな宿に居させられている人(^_^;

明日の夕方にはバスに乗る予定。どうなることやら。

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