スマランを離れ、バスで次の町ラセムへ向かう。
実はスマランからスラバヤへ行く列車の切符を既に予約購入していたのだが、気が変わって北岸をバスで動いていくことに。切符のキャンセル料はたしか50%だったと思う、高い!
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スマランの町はずれにあるバス駅(の外)
このバスに乗ることになった。思いのほか車内もきれいだった。
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塩田があった
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ラセムの町、女学生たちが歩いている
この辺りからぐっと田舎度が増し、ムスリム色が強くなる。
ラセム、と書いているが、実際の発音は「ラッスン」に近いように聞こえた。
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町中のバティック屋さん
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蝋付け作業
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蝋付けが終わったバティックがたくさん
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多めに購入した店でバクソを奢られる
バクソはつみれが入った麺のこと。どこにでもあるが、こんなに大きなつみれは珍しい。
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別の店を求めて歩き回る
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中国風の建物が多い
何でも中国からの商人(?)が多くやってきた町なのだそうだ。
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ちょっとした建物の前で蝋付け作業をしていた
この人たちに勧められた店に行ってみると、「オンラインショッピング中継中」でびっくりした。ジャパネットかよ! という勢いとノリでスマホに向かって熱演。手で描いている女性たちと、オンライン中継、どうにもそぐわないというか、いやでもそういう時代なんだよね……。
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またこんな路地を通り
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作業中の方々
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作業場、蝋の鍋がある
今はおそらくパラフィンを使っていると思う。調べてみるとパラフィンは70℃くらいで溶解するので使いよいのではないかと。
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また別の作業場
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これは面白い出来上がり予想図
シャツに仕立てたらこんな感じになりますよ、というのがわかる面白いボードがあった。うまく出来ている。
バティックには最初からシャツに仕立てるために作られるものがある。衿、袖、カフス、とちゃんと設計されて染められる。知らずに買うと「なんじゃこりゃ」になる。
この町では6軒の工房を訪ね、うち3軒でバティックを購入した。すべて手描き。
買わなかった1軒で、15万円、20万円のバティックを見せてもらった。古いわけではなく今作られているもの。緻密で素晴らしいバティックだった。ATMに行ってお金を作ったが、1晩考えて購入を見送った。あと1歩、あとほんの1押し、の何かが足りなかった。
ラセムには宿泊施設は数えるほどしかない。その中のLasem Boutique Hotelというところに泊まった。貸自転車があるというので決めたのに、いざ借りようとしたらタイヤの空気が抜けていて空気入れもない(^^; 結局徒歩で動き回ることに。ただ部屋は広く、英語はまったく通じないけれど親切な人たちだった。
あまり行く人もいないかと思うが、とても小さな、風情のある町だった。徒歩で歩き回れるサイズ。ジャワ島の北岸を移動する際には、ぜひ立ち寄ってみてほしいと思う。バティック作りもとても盛んだ。
持ち帰りの屋台で鶏を買ったらちゃんと肉がついていた。ラセムは「太った鶏」のイメージになった。
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