パアンは予想通り小さな町だった
中心に市場、少し横に朝市、そして川の近くに夜市がある
大好きな市場巡りに、レッツ・ゴー!
宿で山を見ながら朝食
ミャンマーはたいてい、宿泊費に朝食代が含まれている。内容は宿によってだいぶ違い、その違いを感じるのも面白い。
このミャンマー最安値の宿の朝食は、こんな感じ。
朝から卵を食べる習慣がないので、私はこれで十分。若い人には少し物足りないだろうか。
徒歩5分ほどのところに、朝市があるらしい。maps.meによるとだが。
グーグルマップとマップスミー、それぞれ表示されるものが違ったり、位置がぶっ飛んだり、いろいろあってどちらがいいとも言い切れないものがある。wi-fiだけならmaps.me一択になるのかな。
パアンの朝市へ
歩いて行くと、昨日の夕方に寄った野菜市場と同じ場所のようだ。なるほど、夕方でも一部はやっていたということか。
以下、市場の写真が続く。
干しエビを買った。空き缶1杯で1,000~3,000と幅がある。一番いいのを買った。
とにかく売り物は大量だし、買う人もどっさり買って行く。活気にあふれた市場だった。
最後に市場が見たいなと思っていたので、ここで見られて大満足、よかったよかった。
生ビール!
最後にもう一つ、ミャンマーでぜひやりたかったこと。
生ビールを飲む!
普段からそんなに飲む方ではなく、まして旅先ではほとんど飲まない。今回もここまでで飲んだのは国境を越えた日に宿で飲んだ缶ビールだけだと思う。あ、あと昨夜も缶ビールを飲んだか。
ミャンマーは生ビールが異常に安いらしい。今まで来た町ではどいつもこいつも朝っぱらから薄暗い店で生ビールを飲んでいたものだ。
最後にぜひ飲んでみたい。
でもこの町、そういえば飲んだくれハウスを見た記憶がない、歩いている範囲にないのだ。
でもどこかにあるだろうと歩き回る。
気温33℃の炎天下、歩く歩く歩く。
しかしみんなおとなしくお茶を飲んでいるような健全な店しか見つからない。何だこの健全ぶりは。ミャンマーではないのかここは。
もういい加減うんざりした頃に、やっと見つけた。
うまいうまいうまい。あっさりしてて。いやビールの味なんかわかんないけど。薄いかもしれないけど、炎天下歩いて来たからちょうどいい。
ミャンマーでは。
頼んでもいない皿が勝手に出てきて困惑する、ことがよくある。
とはいえそれも店によってで、こうなる店とならない店がある。
あるいは、こうなる料理とならない料理、なのだろうか?
ここは、カレーを1つ選ぶと、ご飯、スープ、炒め野菜、生野菜が無料で付いてくる店だった。
値段を訊いた時は高いなあと思ったが、総量を見るとこんなものかな。
最初に選ぶカレーはすべて作り置きで、バットの中に入っている。どれもこれも絶対に辛いだろうと思われる姿かたち色をしている。
「辛くないのはどれ?」
「どれも辛くないよ!」
「いやいやいやいや辛いでしょ、絶対に辛いでしょ」
「だから辛くないと言っているでしょ!」
というバトルの果てに出てきたチキンカレーは、確かに、油の中に浮かんでいるかのようではあるのだが、そしてその油の色と言えば赤いのだが、辛くはないのである。これは不思議だったな。
念願の(大げさだが)生ビールも飲めて、辛くないミャンマー定食も堪能し、いやよかったよかった。
パアンには夜市もあります
マップに載っている夜市までは1キロ以上ある。ちと遠いが歩いて行ってみようかと部屋を出ると、宿の人がいた。
どこ行くのと訊かれたので、夜市、ちょっと遠いかな。と答えると、
何言ってんの、すぐそこにあるよ!
とのこと。どうやら地図に載っていない夜市がある、と言っているようだ。
教えられたとおりに歩いて行くと、広い川沿いに、確かに人が大勢、近づくと露店がたくさん出ているのがわかった。
川風が気持ちいいし、これはいいではないか。
サルウィン、と聞くとあまり馴染みがない気がするが、この川はチベットに源を発し、雲南省を流れてからミャンマーに入り、最後はアンダマン海にそそぐ大河だ。中国内では怒江と呼ばれ、その名の通り暴れ川。ああヌージャンなのか、と、何だか分かった気になる。この川の上流エリアもずいぶん旅したな、と懐かしく思い出す。
それはともかくとして、パアン、満喫中である。
本日の移動 なし
本日の宿 golden sky guesthouse 20,000チャット朝食付き
昼ごはん 7,100チャット(生ビールも) 夜ごはん 2,000チャット
1,000チャット=75円、49ルピーくらい
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