ブージで休養
予定より早くブージまで入ってしまったので、今日は休養日。さすがに24時間以上ぶっ通しで動くのはきつい。
宿の近くを散歩。寺院はたくさんある。ヒンドゥー教のほかジャイナ教のものもあるようだ。
湖畔で女の子が2人、おいでと手を振っているので行ってみた。すると、たくさんの牛が!
そして若い男性が新聞紙に包んだ何かを池に投げ込んでいる。ゴミでも捨てているのかと思ったが、よく見るときちんと包まれているしゴミではない。たぶん中身は花で、お祈りの一種なのだろう。
草を買って牛に与える。喜捨の意味があるのだと思われる。10ルピー渡して草を買った。
後で宿の人に訊くとどうやら結婚式だったらしい。踊り念仏かと(^^; いや何か宗教かと。
結婚式なのかー、降りろと誘われた時に降りてみればよかったな。
チャイ屋のチャイは1杯10ルピー。昨日も見かけたが、受け皿(ソーサー)で飲んでいる人もいる。どういうことなのかはわからない。
チャイ屋は徹底してチャイしかない。なかなか面白い。
明るい街に見える
ブージ。
もっとツーリスティックな街なのかと思っていたが、そんな雰囲気は全くない。外国人旅行者も1人見かけただけだ。
飯屋もないし、旅行者としては居づらい街に思える。ないことはないが、少ない。圧倒的に少ないと思う。
しかし人々はとても明るく親切だ。道を訊けば誰もが丁寧に教えてくれる。自分が知らなければ他の人に訊いてくれる。目が合うと笑ってくれる人が多いのも特筆ものだ。私は今までインドは北部ばかりで、人間のきつさに閉口してきたのだが、やはり話に聞くように南部は人そのものが異なるのだろうか。
これは中国でも言えることで、北部の人間はきつく、南に行くとだいぶ丸くなる。気候のせいなのか、海洋性の気質などもあるのかもしれない。ここは砂漠だが海にも近いのだ。
道を歩いていると子供でも大人でも声をかけてくる人が多い。陽気だなと思う。
水を買った店の店主に聞いたのだが、グジャラートはドライシティーなのだと。すなわち禁酒エリアである。
食べる場所の少なさは、それと関係しているのか。禁欲的なのかもしれない。
でも陽気なのだ。
おもしろいなと思う。
明日はちょっと遠出をしてみようかと思う。朝の体調と気分次第だが。
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