環島! 台湾一周自転車旅行 その5

DAY14 瑞穂から志学駅

どこまでも道は続く

瑞穂の宿というか民泊の家を出て環島1号線に出る。ひたすらに北上していく道だ。島の西側と比べると交通量も少なく、比較的安心して走れる道が多かったと思う。
天気も快晴、遠い山々を眺めながら、快適な走行が続く、わけはなく。相も変わらず橋だの道だの越えるためのアップダウンが襲いかかって来る。

まだ朝の時間帯、北上しているので太陽は右

光復の近くにある砂糖工場の跡

花桃のような花が咲いていた

かつて日本人が作り日本人が住んだ家が多く残っている

今はちょっとした観光地のようになっていた。

ごく普通の街並み

巨大トレーラーがスレスレを抜いて行くのは日常茶飯事

快晴で気持ちがいい

また橋を越えている

大きな川だ

豊田到着

このまま進めば花蓮に至る。行こうと思えば行けない距離ではないが、急ぐ理由はない。
ここで泊ってもよかったが、まだ昼前だったのでもう少し先に進むことに。
因みにこの豊田(フォンディエン)は東山彰良氏のエッセイに出てきた場所。氏はこの町に2週間ほど滞在したと書かれていたと思う。この近くに大きな大学があり、そこで短期講義を行ったそうだ。
何もない町だが、こういう町も捨てがたい。大きな町がいいわけではない。

豊田のメインストリート

さらに走ること1時間ほどだったか。また列車の駅に近い町に着いた。志学という名の駅だ。
この近くに国立東華大学がある。きれいなキャンパスだから見に行けと宿の人に言われたが、ご飯を食べたら疲れて寝てしまった。

志学駅 学生の町らしく駐輪場が広かった

 

昼ごはん

 

晩御飯

走行距離 52km
7時半出発12時半到着

DAY15  花蓮を経て礁渓まで

 

泊った宿。朝の出発前。すこし曇っていてありがたい

朝早く宿を出て、花蓮まで一気に走る。
花蓮は大きな町なので緊張したが、市内の混み具合もさほどではなく安心した。

花蓮から北へ向かう際には列車利用が推奨されている。道が狭く断崖が迫っており、落石などで危険が多い。実際事故で亡くなられた方もあるという。それでもそのルートを行って「大した事なかった」と言う人もあるが、私は大喜びで列車に乗る!

乗ろうとした列車の1本前に滑り込む

この1時間ほど後の列車でのんびり行くはずが、切符を買ったら駅員が「今すぐ行って、急いで急いで」と言うのでよく切符を見たら、3分後発車のチケットだったという(^^;
仕方なく走って行って滑り込んだのがこのローカル列車、ガラガラだった。

こうやって乗る

 

宜蘭到着

 

正しい一周者はもう少し手前で下りると思うが、私はここまで乗った。文句あっか。

 

宜蘭駅前でお昼。大量の麺にちょっと参った

 

宜蘭の市街

 

ついに行先看板に台北の字が

 

しかしこの絶望的な上り坂。う回路は~ない!

 

宜蘭から再び走って礁渓温泉に到着。何軒か訊いて回って、部屋も見せてもらい、一番よさそうだった宿に決めた。
部屋に温泉が来ている(台湾ではそれが普通らしい)宿だ。

 

こんな感じ

かなり大きな浴槽がどーんとある。浴槽の大きさは部屋によって違う。ここは2泊目の部屋で、1泊目はもっと小さかった。蛇口を捻ると温泉がドバドバ出てくる。このシステムはいい!

走行距離 23km
7時50分出発、13時到着

DAY16  礁渓温泉ステイ

この日は走らずに、温泉に連泊することにした。

公共温泉もある

通常、台湾の温泉は水着着用らしいが、中には日本と同じように裸で入るところもある。日式と呼ばれていたりもする。

温泉街の真ん中にある公共浴場

 

足湯も人気 ドクターフィッシュも人気だった

 

別荘かと思われるマンション群

大人気の食べ物「葱油餅」

小さな店の作業場

 

ワンタン米粉

 

大判焼きもある

 

立派な廟があった

 

礁渓温泉は駅から近く、温泉宿が林立している。立派な公共浴場もある。
それに駅の近くには商店街が伸びていて、観光地値段ではない小さな食堂がたくさんある。
気に入った!

 

    コメント

    1. […] ということで 台湾自転車旅行の5回目 どうぞ。 […]

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