環島! 台湾一周自転車旅行 その4

2023環島!台湾一周自転車旅行

DAY13  大武から知本へ

天気予報はこの日も「風」。
かなりの強風、40m以上の予報になっている。宿から見える木々も大きく揺れている。

街道沿いの宿

下の方に写っている看板の食べ物屋はやっていなかったというか、どこだかわからなかった(^^; 多分やっていなかったと思う。

この宿は足に障害のある旦那さんと、奥さんとでやっていた。旦那さんはやたらとカネを欲しがりやばそうな雰囲気だったので、お金は女将さんに払った。女将さんも数か月前にバイクで車にはねられて、松葉杖中。

風だから行きたくない

それでもとりあえず出発してみた。目の前の街道を向こうへ渡って走り出す。

もんのすごい風!

波が飛んできて濡れるくらい。こりゃいかんと、早々に戦意喪失、駅へ向かう。

大武駅 サイクリストの利用も多い

5~6人のグループがやってきて、私たちの自転車を囲んで矯めつ眇めつご鑑賞(笑)。よほど普段目にすることのないぼろくて古くてしょうもなさそうな自転車だったらしい(笑)。
同じ列車に乗り、自転車の架け方を教えてもらった。

知本の駅で

なぜこの人々が下りたのかはわからずじまいだった。台東まで行くと言っていたのだが、もしかすると途中下車とかもできるのかも。

私たちは皆さんと別れて温泉を目指した。4キロちょっとあったような気がする。けっこう遠かった。
この路上で、2コケをやってしまった。私は直進するという意思を持って走っており、夫は案内看板を見て右折だ右折だと後ろから言ってきて、イラッとしながら一旦右折して止めて説明しようとした時に、コケた。今回は舗装されたところでコケて、しかも後ろ向きにコケる着地は両肘みたいな感じ。これがもう左肩に激痛で。思いっきり夫のせいにした。

走るおっさん

知本温泉到着。よくわからないので適当な温泉ホテルに飛び込んで部屋を確保。まぁまぁ普通の温泉宿だった。部屋に温泉も来ていた。

温泉卵はあるんだけど

食べ物屋がまたしてもない!
この日もコンビニ弁当だった。

走行距離 10km

DAY14 知本から富里

この日も予報はよくなくて、風と午後から雨。
朝食に下りて行くと大混雑でとても食べられそうにない。大型バスで団体さんが入って来ていた。しばらく待ってまた行くと、今度は食べ物にありつけた。

どうするか迷いつつも出発したが、やっぱり風が強いのでまた列車に乗ることに。

ホテルでVIP扱いを受ける自転車

 

知本駅で列車を待つ

列車来た

割としっかり混んでいて、自転車もあるし立っていたら、若い人が席を譲ってくれた♡

台東の駅構内

改札の近くで待っていると、クラブツーリズムの団体さんが来てホームに入って行った。どこに行くのかな。

台東から富里まではどローカル列車。自転車を置く場所も決まっておらず、座席に自転車を確保しつつ座る感じだった。すべてを仕切る車掌さんがキュートだった。

車掌さん

 

富里の風景

山が近く感じられる。
駅からすぐ近くに宿があり、訊いてみるとどこかに電話をかけている。すぐに男性が来て案内してくれた。民宿なのだが、民泊に近い感じかも。ほかに泊る人はいなかったと思う。

久しぶりのちゃんとしたご飯!

 

天気も回復しそうだ。

走行距離 6km

DAY15  富里から瑞穂

やっと天気が回復、風もおさまったので再び走ることに。

この辺りは米どころ。すぐ近くに有名な池上もある。

既に水田は緑。この辺りで膝くらいまで伸びている田んぼもあった。

ゆるやかに上り、また下がる

 

山がきれい

 

直進するか迷った末に右折した

直進が環島1号線なので、こっちを行った方がいいのかもしれない。なんとなく、右折して川沿いを行ってみたくなった。ただの天邪鬼。

ところがここで1号を行かなかったがために、またしても北回帰線を知らぬ間に通過する羽目に。つくづくダメである。

走るおっさん

途中でトイレを借りに立ち寄った警察署

 

空気入れも借りて、あとはお巡りさんたちとの記念撮影とか。お巡りさんはわざわざ電話で同僚を呼び出して、写真を撮ってもらってた(笑)。

なかなか気持ちのいい道

もちろんアップダウンから逃れることはできない。

瑞穂駅到着

もう少し行けそうだったが急ぐ理由もないのでここで宿を探すことに。

こんな宿

ここも民泊だと思われる。
新築のタウンハウスが並んでいるような感じの場所で、宿の看板が3軒出ていた。その中の1軒に呼び鈴を押して訊いてみると、予約はしているかと。していないと答えると「ボスに訊くから待ってて」と言われ、携帯を渡されたら若い女性で驚いた。値段などを言われて了承し、家に入った。
家の中は1階はキッチンやリビング、洗濯室など。2階に数部屋あって各部屋がツインの客室。シャワーとトイレ付。1500元だった。
思うに都会に住む富裕層がこういう物件を買い、管理する人を雇って宿として運営しているのではないかと。管理人のおばちゃんは私たちに家の出入りの仕方、明日の朝の鍵の置き方などを教えると帰ってしまった。夜遅くに1組の客が来た。

1階ロビーと奥がダイニングキッチン。ウォーターサーバーもある。きれいで便利だった。

 

定番のワンタンメン

走行距離 44km
8時半出発、正午着

    コメント

    1. […] 台湾旅行の4回目を書きました […]

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