2019上海江南の旅・3

2021年1月7日

古鎮でのんびりする

上海~崇明島と駆け足で動いてしまったので、市内に戻って到着した古鎮で連泊することにした。
この古鎮は上海の中ではちょっと行きにくい場所になるかもしれない。新場古鎮、という名前で、地下鉄で近くまで行き、バスに乗り換えて行く。この乗り換えがかなりめんどくさいというかわからない(^^; 警察官に訊いても「はぁ?」みたいな感じであしらわれる。そのへんの人に訊いても「わかりません」と言われる。

中国人も人に関わりたがらなくなったのかもしれない。

午前10時を過ぎるころからわらわらと人が湧いてくる。上海からバスツアーで連れてこられた人々がここで放され、しばしの自由時間となるのだ。彼らは道一杯に広がって歩きながら食べながら買い物しながらいっときを過ごし、去って行く。午後2時を過ぎればまた静けさが戻る。そんな町だった。

覗いていると「入ってもいいよ」と言われ、建物の中を覗いてみるともう繊維関係の仕事はしていないようだった。代わりにだだっ広いフロアに、しまむらで売られていそうなぴらぴらしたぺらぺらの服が置いてあり、セールとのことだった。

この古鎮では青年旅舎(ユースホステル?)に泊った。ほかに客はおらず、貸し切り状態だった。若い青年2人が経営しているようだった。
2泊目の夕方、「一緒に晩御飯食べようよ」と誘われた。友人たちも来てみんなで料理を作り、たいへん高級そうな酒も揃え、パーティーのようなものを開いてくれた。

 豪華!

オーナーは27歳、共同経営のような人は実は甥っ子で24歳。
甥っ子はもうじき結婚するそうな。
オーナーは27歳なのに結婚できないと真剣に嘆き、日本に結婚相手を探しに行くとかなり本気で言っていた。

彼らは江蘇省の出身。江蘇省では結婚するにあたり、日本円で300万円以上の結納金が必要なのだそうだ。ほんとかどうかはわからない。彼らが言うには、だ。
25歳を過ぎれば婚期を逃したことになり、27歳のオーナーは故郷では親族に顔向けができないのだそう。300万もの金も用意できないし、中国の女はどいつもこいつも……(以下自重)だし、だから日本の女がいい! と最後は酔っぱらって喚き散らしていた。
どこの国も結婚はなかなか大変なのだ…………。

紹興へ行く

上海を後にして紹興へ。ここには中国最大とも言われる巨大な繊維市場がある。どんな感じの場所なのか、私にとって使えそうな市場なのか、一度行ってみたかったので寄ることにした。


超巨大な繊維市場。こういうのがいくつもいくつも、数えてはいないがたくさんあって、どこも3~4階建てで中はびっしり問屋が並んでいる。
問屋は見本帳を持っているだけで、そこに生地はない。見本帳で選ぶと、宿まで届けてくれる、または取りに行ってもいい。それにしても問屋の数が多すぎて、見ると言ってもこれを全部見るには1週間あっても足りないと思う。

ずいぶん立派な記念館になっていた。

 

特にどうってことない・・・

 

寧波から成田まで帰路も春秋航空で。
寧波から上海は想像よりも若干距離があったけれど、途中の街も下りればそれなりに楽しめるし、これもありかと思った。紹興の生地市場に行くならなおさら。

弾丸仕入れ旅だったが、久々の中国を楽しんだ。
中国はどんどん変わって行く。走り出した巨竜を止めることは誰にも出来ない。せめて中国内でうまくコントロールしてくれればと願うばかりだ。