チェンマイ、タイ北部の街で、昔から観光の街だ。バンコクに比べればずっとずっと小さく、ずっとずっと車や人も少なく、落ち着いた静かな街である。うーん。まぁ京都のことをそう言うしかないのと似たような感じかも(^^;

ワロロット市場 観光で来たら必ず行くところ
午前中だがそんなに早い時間でもない。人が少ない。今回何度かここには行ったが、記憶にある「常にごった返した市場」ではなくなっていた。観光客も少ないし、地元の人もあまり来ていない感じがした。

お土産屋の店先
ガードレール? みたいなものにぶら下げている(^^;
このかばんが3000とかする。円ではないバーツだ。今こういったものを仕入れても、どうやって売るのだろう皆目見当もつかない。因みにここにはベトナムのサパから流れてきた赤ザオ族も黒モン族のものがたくさん置いてあった。

ワロロットの市場側から繊維路地を見ている
おそらくもう、ここに来ることはないだろう。
長い間ほんとうにお世話になった。ここで仕入れたものをどれだけ売っただろう。また、ここで購入した手織り布でどれだけ服を縫っただろう。たくさんの思い出がある。作り手、売り手たちへの感謝がある。ありがとうありがとう。
今回、おそらく最後だからと、手織りの生地を60mほど購入した。信頼している生地屋「三婆」の帳場から三婆が一人ずつ消え、ついに全員消えてしまったが、それでも扱っている生地の品質はこの界隈で一番よいし価格も良心的だ。長くここで手織り布を買ってきた。
今回、絣の生地がなかった。
以前はたくさん棚に並んでいた、当たり前の絣。特別なものではなく、特別な価格でもない、普通の当たり前の絣が、とうとう消えた。そうか終わったのだ、と思った。まだ販売されていた手織りも、そう遠くなく消えるだろう。織る人がいなくなる。世界中でたぶん同じことが起きている。手でなにかを作る人がいなくなる。工芸品として生き残るしか道がなく、私には工芸品を買うだけの資力もないしそれを売る才覚もない。
何やかんやと27~8年である。それだけの時が流れ、状況は変化し続けていく。私にはもう、ということである。
サンデーマーケットも以前ほどのものすごい人混みではなくなった。もちろんもっと人がいる場所もあるけれども。四方八方聞こえてくるのは中国語ばかりだ(^^; もちろん彼らには購買力があるから、来てくれなければ困るだろう。それにしても、かつてこの町の主役だったG7の面々の少ないことよ……。
ターペー通りに新しい店ができていた。流ちょうな英語を話す店主夫婦が切り盛りしている。お皿にはツルツルした紙が敷いてあって、洗わなくていいのだろう。面白い。奥さんはおそらく南部出身のムスリムの人だった。

ロティを焼いてもらった
近くにSNSなどで話題になったのだろうロティ屋台がある。30年前から同じ場所にある屋台だが、当時私が知っている人ではない気がする。若いインド系の人がやっていたと記憶するが、いま有名になっているのは老婆だ。さすがに30年でそんなに年は取らないだろう(^^;
その店の前にはいつも人だかりがあってみな順番を待っている。そしてスマホで撮影。
なんだかな~。と思ってしまう。

チャンビアのエスプレッソというのがあって買ってみた
四半世紀前からの友人であるJに。


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