DAY14 瑞穂から志学駅
瑞穂の宿というか民泊の家を出て環島1号線に出る。ひたすらに北上していく道だ。島の西側と比べると交通量も少なく、比較的安心して走れる道が多かったと思う。
天気も快晴、遠い山々を眺めながら、快適な走行が続く、わけはなく。相も変わらず橋だの道だの越えるためのアップダウンが襲いかかって来る。
今はちょっとした観光地のようになっていた。
このまま進めば花蓮に至る。行こうと思えば行けない距離ではないが、急ぐ理由はない。
ここで泊ってもよかったが、まだ昼前だったのでもう少し先に進むことに。
因みにこの豊田(フォンディエン)は東山彰良氏のエッセイに出てきた場所。氏はこの町に2週間ほど滞在したと書かれていたと思う。この近くに大きな大学があり、そこで短期講義を行ったそうだ。
何もない町だが、こういう町も捨てがたい。大きな町がいいわけではない。
さらに走ること1時間ほどだったか。また列車の駅に近い町に着いた。志学という名の駅だ。
この近くに国立東華大学がある。きれいなキャンパスだから見に行けと宿の人に言われたが、ご飯を食べたら疲れて寝てしまった。
走行距離 52km
7時半出発12時半到着
DAY15 花蓮を経て礁渓まで
朝早く宿を出て、花蓮まで一気に走る。
花蓮は大きな町なので緊張したが、市内の混み具合もさほどではなく安心した。
花蓮から北へ向かう際には列車利用が推奨されている。道が狭く断崖が迫っており、落石などで危険が多い。実際事故で亡くなられた方もあるという。それでもそのルートを行って「大した事なかった」と言う人もあるが、私は大喜びで列車に乗る!
この1時間ほど後の列車でのんびり行くはずが、切符を買ったら駅員が「今すぐ行って、急いで急いで」と言うのでよく切符を見たら、3分後発車のチケットだったという(^^;
仕方なく走って行って滑り込んだのがこのローカル列車、ガラガラだった。
正しい一周者はもう少し手前で下りると思うが、私はここまで乗った。文句あっか。
宜蘭から再び走って礁渓温泉に到着。何軒か訊いて回って、部屋も見せてもらい、一番よさそうだった宿に決めた。
部屋に温泉が来ている(台湾ではそれが普通らしい)宿だ。
かなり大きな浴槽がどーんとある。浴槽の大きさは部屋によって違う。ここは2泊目の部屋で、1泊目はもっと小さかった。蛇口を捻ると温泉がドバドバ出てくる。このシステムはいい!
走行距離 23km
7時50分出発、13時到着
DAY16 礁渓温泉ステイ
この日は走らずに、温泉に連泊することにした。
通常、台湾の温泉は水着着用らしいが、中には日本と同じように裸で入るところもある。日式と呼ばれていたりもする。
礁渓温泉は駅から近く、温泉宿が林立している。立派な公共浴場もある。
それに駅の近くには商店街が伸びていて、観光地値段ではない小さな食堂がたくさんある。
気に入った!
コメント
[…] ということで 台湾自転車旅行の5回目 どうぞ。 […]