2025年4月に中国雲南省~ベトナムハザン省~中国広西壮族自治区を回る旅をしました。今回は雲南省の昆明から南下して、元陽への行程です。
南部バスターミナルから元陽へ
銀行騒ぎの午前を終えてバスターミナルへ徒歩で戻った。

南部汽車駅(簡体字打てず)
立派なバスターミナルだ。
最初の計画では、昆明空港着が午前だったので、最も近い東部バスターミナルへ地下鉄で向かい、そのままどこでもいいので小さな町へ抜けてそこで泊まろうと考えていた。しかし予定の飛行機がキャンセルになって昆明が夜着となったため、東へ向かわず一気に南に向かうことに。

切符売り場入口

いわゆる普通のバス
元陽新街(元陽には「南沙」という町もある、これは山の麓で「老街」とも呼ばれるようだ)直行便は、10時20分と12時ちょうどの2本。午後もあったかどうか記憶が定かでない。新街までは79元。特に保険などはないようだった。発車1時間ほど前だったが難なく買えた。
少しだけ遅れて12時10分発、建水14時30分、新街到着17時30分。所要5時間20分、建水で40分ほど休憩があった。建水で乗客の半分が入れ替わり、南沙でだいぶ降りた。最後まで乗っていたのは10人前後だったかと思う。

建水のバス駅 各地へ行く中型バスがたくさん
新街に着く直前にバスが止まり、男性が乗り込んできて客引きを始めた。新街より奥の小さな村には素敵なゲストハウスがたくさんあり、ふつう観光客はそういうところに泊まって棚田を見たりする。私は棚田にはさほど興味がなく、新街に泊まるつもりだったので断った。
新街のバスターミナルに着いた時も、5~6人の客引きが飛んできたが、「ここに泊まる」と言うとすぐに興味を失って去って行った。
道に迷った……。
目星をつけていた宿に行こうとして完全に迷った。翌日見れば「何で迷うかな」と思うような小さな町で道路だってさほど入り組んでいるわけではないのに、何かで見た「バス駅から上がる」という文言が脳に刷り込まれてしまい、道を登ってしまった。
2本目の登り道を進みつつ「さすがにおかしい」と思い始めたところで下校中の小学生が声をかけてきた。スマホの地図上に出てくる宿の写真を見せると「知ってる、連れてってあげる」と。なんと宿は、「バス駅から下がった」所にあったのだった。テキトーに見ただけだったことを反省した。

こんなわかりやすい場所がわからんとは
スマホの地図を見るのは本当に苦手で、いや~まったくもって。
この宿、なんと100元。最初は110元と言っていたのだが、2泊するかもと言ったら100になった。

山の向こうに陽が沈む

ぶっかけメシ
快餐、と呼ぶ。こういう形もあれば、おかずはお皿ということもある。おかず3品にご飯でいくら、おかずを増やすと値段が上がる。

元陽新街のバス時刻表

時刻表2
昔は近郊の村に公共バスが走っていたのだと思うが、今は乗り合いタクシーが主流になっている。

新街は坂の町。上がるか下がるかしかない

新街の市場、坂を下って行くとあった

こんにゃくが売られていた

市場近くの麺屋さん
これで大中小の中。10元(約200円)。美味しかった。
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